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最高の夜
学校図書館に携わって、たくさん勉強して、研究会にも参加して、いろいろ試してそれなりに奮闘してきたけれど、リアクションも薄く、それが報酬として施されることはなかった。
それでも自分がやりたくてやってきたことだし、元々、見返りを期待してはいなかったから、ボランティアでもなんでも、しかたないと腹を括ってやってきたから、悔いはないし、やりきったから辞められた。でも、最後の方は、欲を言えば、もう少し周りの学校にも浸透していって欲しかったし、正直、このままこのお給料じゃ、もう無理かなーと、思い始めていたのは事実で、そういう気持ちが出てきたから辞めようと決心がついた。
そういう経験から、いまの会社でも、何も期待していなかったし、逆に、ちゃんとした社会人経験がほぼない私が会社という組織でやっていけるのか不安のスタートだったから、昨夜の事務長の申し出は、真剣にありがたかった。
きちんと向き合っていると、見ていてくれる人はいるんだなぁ、と、思えた最高の夜だった。
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