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GoogleFormsで公演関係者チケット申込フォームを作成してみる(その9-まとめ-)

小劇場系公演の関係者チケット申込フォームを作成してみる9回目。
今まで作ってきたフォームとスプレッドシートのまとめです。


最初(その1)にご提示したフローチャートを再掲しました。
この表にあるフォームとスプレッドシートを作成してきました。

その2~8までずいぶん長々と書いてしまいましたが、
作成したフォームは2つ、
関係者用申込フォーム

お客様用申込フォーム

スプレッドシートも2つ、
申込一覧

個別の一覧

関数の式はたったの4つだけです!
<実際に使用した式>
全ての申し込みを1枚のシートにまとめる(その4) =sort({QUERY('お客様用フォーム'!A2:L,"where A is not null");QUERY('関係者用フォーム'!A2:L,"where A is not null")},1,true)
別のブックにシートを転記して並べ替える(その5) =sort(importrange("ご自身のブック【関係者申込フォーム(回答)】のURLをコピペして下さい","申し込み一覧!A2:L"),7,true)
条件に合った申し込みを抽出する(その6) =filter('参照用'!A2:L,regexmatch('参照用'!C2:C,A1))
集計表を作成する =SUMIFS('申し込み一覧'!$I:$I,'申し込み一覧'!$G:$G,$A4,'申し込み一覧'!$H:$H,B$3)

【申し込み一覧】は条件を変えて、例えば、
[公演日時]で抽出
[ふりがな]で並べ変え
とすると、受付で使用する予約一覧シートを作成する事が出来ます。

またこのデータを元により複雑な集計をしたり、差し込み印刷を利用して伝票や請求書を作成する事も可能です。

今回は関係者チケットの申し込みフォームとしましたが、一般のお客様用の申込フォームも同じように作成出来ると思います。

また自動送信メールも宛先を変えて、チケット管理者にもメールが届くようにする事も出来ます。

申込の際に入力を求める項目も自由に設定し、好きにアレンジして色々とフォームやシートを作ることが出来るのが、Googleフォームで申込フォームを作成する利点かと思います。

大手システムを導入していない演劇公演のチケット担当という、ニッチ過ぎる職業に向けて書きましたが、興味のある方は是非利用してみて下さい。

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