長男の高校受験

我が家は5人家族で、この春長男の高校受験が終わった。親として高校受験を経験したのは初めてでマジえげつなかった。あと下に2人控えてる。備忘のために記録しておく。

長男は今年の3月、無事に(とはちょっと言えない波乱万丈だったけど)地元の公立高校に合格してくれた。本当にありがたい。選択肢の中で一番経済的な結果をたたき出してくれたことに感謝してる。マジありがとう長男。

子どもの進路のなかで一番高額になるのは「大学受験」だと思っていたけれどその前の「高校受験」もえげつないくらいお金がかかったし精神的にも辛かった。超ハードだった。時期的にプライベート(?)でもつらかったことを加味してもつらいのトップ3に入るくらい辛かった。こんなに辛いなんて、お金がかかるなんて聞いていなかったよパトラッシュ。

実は長男、受験は今回が初めてではなく中学受験も1校だけしている。通える範囲に公立の中高一貫校があるのだ。その高等部は地元では有名な進学校で中学で入れてしまえば自動的にその高校に進学できる。受かれば儲けもの、程度の感覚で本人の了承を得ずに中学受験を決めた。ほんとごめん。

受験するなら塾。狙っているのは進学校。ということは進学塾になる。進学塾となると授業料も高額。ちょっと厳しいなぁ、と思っていたちょうどその時タイミングよく夫の祖父が教育資金贈与をしてくれた。その額150万円(高額!!!)それを資金にちょっと変わった塾に(本人の承諾なく)入れた。

塾って普通は学校の授業のちょっと先取りをするところがほとんどだと思うのだけど長男の通っていた塾はそういうのガン無視の塾だった。公立中高一貫校の入試問題はいわゆる2020年の大学受験改革を視野に「思考力」に重点を置いている問題が多いのでそっちに重点を置いていたようで、なんかよくわからんテーマで授業をやっていた。塾の宿題も多かったし、小テストは毎回あるし、小テストが合格点にならないと居残りさせられるし、学校の部活(吹奏楽部)もあるしで相当ハードな生活をしていたと思う。実際何度も塾をやめたいと泣いていた。しかし根がまじめなのでさぼらずにきっちり塾に通い続けていた。(ほんとごめん)

そんなこんなで泣きながら塾に通い、まったく行きたいとも思っていない中学を受験することになった長男。当然不合格。ですよね。

この時点で私の中にあった「中学受験をするために塾に入る」は完結したので当然塾は辞めるんだと思っていた。

なのに長男は言ったのだ

「え?このまま塾通うけど」

おまえ、、、、塾嫌いじゃなかったんだな、、、おかあさんびっくりだよ。


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