写真展「BY THE WINDOW」のご紹介

私の大好きで尊敬する写真家 赤阪友昭さんの写真展「BY THE WINDOW」が、1/23~1/31まで大阪市福島区のphoto gallery Saiで開催されます。

赤阪さんを
"知人"と呼ぶにはよそよそしくて
"友人"と呼ぶにはなれなれしい感じがする。
でも、私の中ではいつも近くに感じる存在。
奥様に読み解いていただいたマヤ暦が、私と同じ"白い世界の橋渡し"だったことが、妙に腑に落ちた。

初めての出会いは星野道夫さんが生前に企画したこどもたちのためのアラスカキャンプ。
私は一参加者として、赤阪さんはスタッフとしてそこにいた。
それは私が高校生のときだから、もう20年近いお付き合いになる。

私が結婚するときには、友人を招いてのパーティーの撮影に来ていただいた。
その時の私、自分で言うのもなんだけど、めちゃくちゃいい顔してた。若かったしね。

そして、昨年は結婚10周年ということで、その記念撮影を、また赤阪さんに依頼した。
今度は夫婦2人ではなく、こどもが2人増えての家族写真。
私たち夫婦も、こどもたちも、やっぱりめちゃくちゃいい顔をしている。
特に、私のお気に入りは、春日大社のご本殿にお参りしている写真。
家族みんなで手を合わせて祈る姿。
神に向かって祈る自分の姿を初めて見て
「祈る姿って美しいな(自分たちの顔がとかいうことではなく)」と感じた。
そんな写真を撮っていただいて、本当に嬉しかった。
その写真は、ロンドンの家の居間に飾っている。
ちなみに、noteのプロフィール写真も、そこから切り取ったもの。

そして、おりに触れて、神話についての話もたくさん教えていただいた。
アイヌ、アラスカ先住民、日本の神話。
たくさんの世界をご自身の目で見て、そして神話の世界をご自身の実体験として体感された赤阪さんが語る神話には、とても真実味が感じられて、いつまでも聞いていたかった。
そう言えば、私がロンドンに旅立つ前日に会いに来てくださった時にも、岡山の叔母からもらったきびだんごをお出ししたら「きびだんごも陰陽五行だよ」と教えてくださったっけ。

そんな赤阪さんが、悠久の風景を切り取って撮影された写真の数々。
緊急事態宣言が出されている最中ではありますが、こんなときだからこそ、赤阪さんという窓を通して観る世界を味わってほしいなぁと思います。

私自身が、これを読んでくれた誰かと赤阪さんとの間の筒に、窓に、橋渡しに、なれるのなら、それはとてもしあわせなことだなぁと思います。

http://photo-sai.com/