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私の光であり、居場所になってくれた7人のお話。

今回は、私にとってのBTSについて話していきます。

新卒で入社した会社で色々な事があり、

(曖昧な表現ですが詳しくは前回の記事をご覧下さい。)

だいぶ心が滅入っていた頃、

同僚の影響でBTSを知り、

少しずつ曲を聞くことが増えていたのが今年の7月頃。

その当時の私はユーチューブで『BTS』や『防弾少年団』と検索し、

ファンの方が有志で作っている動画を見るのが心の拠り所の1つになっていました。

その中で、

BTSの楽曲にその方が訳した歌詞を載せている動画を見つけました。

今までは曲調、リズムで耳に心地良いという理由で聞いていたものが、

歌詞を感じながら、詞も含めて聴くように変化しました。

(この動画を作っている方のコメント欄も温かいメッセージばかりなのも素敵です。)

そして大前提としてその方の訳し方が良いんです。

直訳ではない動画主さんの表現も含んだ訳。

耳で韓国語の意味を聞き取ることが出来ない代わりに、

目で意味をなぞりながら鑑賞することが出来るんです。

BTSの殆どの楽曲を訳して動画をあげていらっしゃるこの方のおかげで

私は彼等の楽曲を通しての世界観やメッセージ性を知り、より好きになっていきました。

これはまた違う記事にしたいので深くは書かないでおくのですが、

BTSはデビュー当時から今に至るまで楽曲も含めて存在を通してテーマ性を持って活躍しています。

BTSという呼び方が今では主流なのですが、

最初は『防弾少年団』という活動名で名乗ることが多く、

10代・20代が感じる抑圧の防弾チョッキになるというような意味合いを持ち、

アルバムの世界観などが構築されているので楽曲の共感性が強い・・・!

とにかく心に響くものが多いんです。

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今まで私が元気を出す為に聞いていた歌って、「大丈夫!」「うまくいく!」「頑張れ!」っていうものが多かった気がします。

もちろんポップな曲調に明るく前向きな曲で元気を貰えるけれど、

深く疲れて頭をもたげてしまうような心では割と重いというか。

詞の意味が入ってこないクラシックだったり、もはや何も聞かない方が楽だというのがその頃の答えでした。


そんな中BTSの曲って「少しここで休もう」「明日が少しでも良くなるように」と、寄り添ってくれるものが多くて・・・。

その頃「明日なんか来ない方が良いのに」と本気で思っていた私にとって、

心の拠り所、落ち着いて呼吸を整えて今を整える。

一番大事で必要な時間を作るのにBTSはただひたすらに側にいてくれました。

明日の準備をし、ベッドで眠る時間が何より来て欲しくない明日の輪郭をはっきりさせる行為のようで嫌で嫌で溜まらなくて。

枕に顔を突っ伏して泣き声が聞こえないように、

聞いていた曲の1つが『00:00(Zero O´Clock)』でした。

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前回の記事で、

BTSを深く知るキッカケ、入り口となった「キム・テヒョン」さんは私が溺れていた時に舟に乗せてくれた「恩人」と表現しました。

BTSはというと、

私にとって「光」であり「居場所」だと思います。

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「恩人」によって引揚げられた舟の上には7人が居て、

居場所として光で居てくれる。

自分の人生は自分に最終的な選択権は任されているし、

責任も自分に返ってくる。

選択をする上で、家族や友人たちに相談しても最終的な判断は自分。

一人の夜にふと亡霊のようにやってくる「空しさ」や「虚無感」を処理しきれずに闇に落ちそうな時、

一人ではないと温かいブランケットで包んでくれる彼ら。

面識はなくとも、目に見えなくても確実に私は舟の上にいて、

光を温かさを胸に感じて生きていける。

それだけで私の人生は少し楽に感じられる気がします。

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今日は私にとってBTSについてのお話をさせて頂きました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。