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母の介護は終わったが、まだ父がいた件

母がお空に旅立ったら、なんか大変な生活が終わる気がしていたが・・・まだ89の父がいた。なぜ残る。だから、母より先にお空に旅立てと言ったのに。涙。。。
父は典型的な昭和一桁男。
料理なんてできないし、生活全般よくわかってない。
しかも、うるさい。
しかも、私と仲が悪く、45年くらい大した会話もない。
ついこの間まで暴れん坊で、殴る蹴る、70歳くらいまでは浮気は当たり前。
母が具合悪くても、「死んだら死んだでいいんだ!」と言って、なーーーーーーんもせんかった爺さん。(ケチなので母の介護・医療にお金を出したくなかったのと、どうしていいのかわからないのと多分半々。)
母の葬式代も1円も出さない爺さん。
「母が死んだらこいつは放って、家を出よう! 絶対出よう!」と思っていたが、出て行こうとしたら「89の老人の世話もしないで出ていくバカがどこにいる!」とぎゃあぎゃあ叫ぶので&知らんうちに法律が変わって、老人とか面倒見ないと法律で罰せられるようになったみたいなので、仕方ないのでうっすら世話をしている。
そっかー、まだ続くんだな。介護。
独身なので、子育ても旦那の世話もしていないので、ま、あと数年?人生修行してみるか。。。鬱。

しかし、私はこれまでの人生、料理をろくにしてこなかったので、料理に異様に時間がかかるし、「何食べさせよう?」ってことで、仕事以外の時間の8割は料理について考えている。そこにさらに「固くて噛めない」とか「腎臓に悪いからカリウムやタンパク質は少なく」とか入ってくると、なんか「(私のレパートリーで)作る物がない」→「面倒くさい」(しかも大嫌いな人のために)・・・となるので、本当に世の奥さんってマジ神!と思います。

父のせいで姉も早死にしたし、母も大変苦労したし。私も子供時代からずっと罵倒されてきたので、顔も見たくない・・・ので、1日に目を合わせるのは3秒くらい。なのに、1日家に一人でいて退屈しきっている父は、私が家に帰って台所に立つと、その後ろの居間にいて、何か話したそうにして、実際なんか話しかけてくるので、超絶イライライライラ。。。
「お前、どんなこと家族にしてきたと思ってんだよ!」・・・と思うが、きっとじじいは「俺は家族のために働いてきた、素晴らしい人」と思ってるんだろうな。


今も生活費も出さない父だが、ケアマネさんが来ると、ここぞとばかりに私が何もしないとか悪口不満を言い出す始末。
ほんと、このジジイ、放り出したい。ああ、せめて兄弟がいて愚痴を言い合えたら!
一人っ子介護はストレスが溜まるな。。。

老人ホームに早く行って欲しいが、お金もないので高サ住は厳しいし、奴はまだ杖なしで歩けるから特養も難しい。何より本人がまだ行く気がない。
素敵なパンフレットを取り寄せて、まずは部屋の中に転がしておこうと思う。

毒親を独身一人で介護している世の中の人は、ストレス発散、どうしているんだろう??? 
長年恐れていたことが、とうとう現実になってしまった。ああああ・・・

母が死んで悲しいどころじゃなくて、「なぜにこいつを置いていった!!置いていくなら、とっくのとおに離婚しておけ!」という気持ちでいっぱいです。

こんなやつ(&私、姉が早死にしたので孫も)の世話を1日の休みなく88歳までし続けた母。母は「もう休みたい」って思って、死にたくて死んだ気がする。(なので悲しくない。)
お疲れ様でした! ゆっくりお休みください!