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Salesforce/Pathfinderに参加しました。

2月からSalesforce/Pathfinderプログラムの3期に参加していました。
私は小規模事業者の方へローコードツールのDXの裾野を広げていきたくて、RPAをスタートにローコードツールを触ってきました。
Salesforceはローコードでアプリ作れるツールくらいの知識からのスタートでした。


Phase1

Salesforce・PathfinderプログラムはPhase1〜3で構成されます。詳細は公式をご参照ください。
Phase1はTrailheadでの学習です。Trailheadの初心者〜超上級者の学習カリキュラムの中からSalesforceの資格「認定アドミ二ストレーター」への素養を身につけるプログラム(Trailmixといいます)が用意されていて、それを8週間で学習していきます。
一週間に2回、Zoomでの講義もありますので、至れりつくせりの学習環境です。質問や雑談はSlack。参加自由のクラス会も週一あります。

苦戦(Trailhead)

至れりつくせりなのですが、最初はかなり苦戦しました。なにをやってるのかさっぱりわからず。なにせローコードでアプリを作ると思っていたので。。ただモクモクとこなす。修行のようでした。読み落とさずケアレスミスをしないことに注力すると、とにもかくにもTrailmixは進めます。「シンプルなのに意味不明な作業はルール習得期、ある日突然開ける」学習経験則。学校の先生をしていたのは時には役にたちます。

開けた(認定試験対策)

Trailheadは2〜3周するつもりで、指定のペースより早めにモクモク入力作戦で進めていき、2周目のなかほどで3月初めでした。気持ち輪郭が見えてきたかなというタイミングで、1期生の方の座談会があり試験対策は1ヶ月ほどされたとのこと。試験対策に切り替えました。(↑ペースはひとそれぞれなので正解ではないです)

試験対策は公式の問題を繰り返し解く(質問形式に慣れる)というよくある手法なのですが、Salesforce認定試験の場合「答えを丸覚えしてもダメ」と皆さんおっしゃいます。解説サイトも必ず全て正しいというわけではないとされています。
解答に対して「何故そうなるのか」実際に触りながら確認していく、もしくはSlackの質疑応答を通して理解する過程が求められます。問題は実践的なので、この試験対策を通してTrailheadで学習していったことがつながってきました。

Phase2

「Salesforce認定アドミ二ストレーター」資格を取得したらPhase2に進みます。約1ヶ月半で3回受験チャンスがあります。「まだ学習していない場面」も出題されますが65%正解で合格です。私は運良く4月にクリアできたので「Salesforce認定Platformアプリケーションビルダー」にもチャレンジ。試験に取り組むと理解できるので。なによりローコード開発ツールという側面は「アプリケーションビルダー」にありました。。。名前の通りですね。

苦戦(シナリオ)

Phase2は自身がSalesforceコンサルタントとなってシナリオにある企業の課題をSalesforceで対策していく流れを仮想体験するものです。
要件定義→設計→開発→テスト とドキュメントを作成しながら進めます。
週の講義のあとSlackでも手を動かすポイントが提示されます。正解はなくおのおのの裁量ですすめてよいのですが。
シナリオの「商談」業務の実体験がない上、Salesforceも輪郭の一部がやっとわかったかどうかのところなので配布される模範回答をみて「なるほど」と思うばかり。結果ほぼほぼ模写です。

目標(個別相談会〜成果発表)

Phase2では個別相談会を申し込むと1on1でサポートしていただけます。週一申し込んでよいというお話だったので、週一お世話になりました。

  • シナリオとは別に課題を思いついた!-シナリオの状況に関連があるならチャレンジ

  • 相談していた実装ができた-それを成果発表に是非やってみて!

ツール移行時の課題に対してSalesforceの機能で対策できる部分があり、それがSalesforceの魅力に感じたので、その実装に踏み切りました。
私にはローコード開発は一番触っている分野なので、Salesforceを探りながらSlackで質問しながら。成果発表へ結実することができました。

成果発表では、今後Salesforceに携わるなら、課題を解決するにあたり「標準機能でできることを知り、その限界を知ること」が私の最初の目標になるとお話しがあり。Phase2で実感したのはSalesforceの標準機能にSalesforceの思想が詰まっているということであったので、この目標という形の評価をいただいたのが嬉しかったです。

Phase3

Phase3はキャリアサポートです。私にはPathfinderでインプットしたことをどう還元するかを考え実行するフェーズです。これからなので、まとめられる時がきたら後日に。。また。

ひとまずのまとめ

Pathfinder完走。この間の試行錯誤を忘れないうちにnoteに覚え書記事にしていきます。
SalesforceはDXを進めるにはこうすればよいという指針をしめしてくれて一歩を踏み出しやすいと感じています。その中に情報をどう見せるか誰にみせるかなどが含まれていて特に「認定アドミ二ストレーター」はその部分の基礎資格。「認定Platformアプリケーションビルダー」は標準機能で構築していく基礎資格。どちらに進むか両方に足掛けるか、自身の得手不得手とこれまでの体験をかけあわせて、たくさんの受講生の方と一緒でしたがどの方の道もこれから多彩であろうという印象です。

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