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振り返り その①

日本にきて初めて使った印鑑はこれです。なぜ「藤橋」なのか?

「その時の気分」しかいいようがありません。

 入学してすぐ、銀行口座を開設しなさいと大学から言われ、大分みらい信用金庫にいきました。まず申込書に書いた私の名前が長すぎる。知る人が知る私のフルネーム、Udage Kankanange Nuwan Sameera Gunawardena. これが通帳に入らないということで、銀行員さんが本店と何回もやり取りしてなんとか解決しました。

 そして出てきた、印鑑問題。大学からの事前に送ってきた資料に確かに書いてありましたが、意味もよく分からなかったし、こんな早くも必要となると思わなかったので、準備してきませんでした。

 銀行のお姉さんがとても美人でやさしく、こういうの買ってきてくださいと、自分の印鑑をみせてくれました。私は何の迷いもなく、100均に行き、気に入った印鑑を買いました。最近になって知ったのですが、銀行口座を開くための銀行印は特に規定はないみたいです。実印じゃなくても大丈夫みたいです。

 今でも銀行口座を開きたいとき、私は半日ぐらい時間をとって、余裕をもって臨みます。クレジットカードのネット申込も名前が長すぎて殆どできない。航空券のネット予約も同様です。結構時間かかって、名前のところで断念しないといけないこともよくあります。

 外国に住むということは、その国のやり方に順応していかなにといけないところもたくさんあります。受け入れる国にも同じこと言えると思います。外国人が暮らしやすい環境つくることも、より良い関係性を築くための大事なステップかもしれない。

今だったら、「寒裸」にしたい。


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