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COSMOS たましいの楽園  大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 ㉚

1996年 18歳

焦りと絶望の中で

あなたに嘘をついていたと言ってしまえればよかった。

ここからの角度じゃもう、海を見渡せる家には届かないから。

今、歌を思い出そうとしても、すべてを焼き尽くした微笑みだけではどうしようもないことがあるの。

私はこのまま揺られていくけれど、あなたには見られたくないの。

馬鹿みたいでしょう?

あきらめかけた魂は、指輪なんかには代えられないの。

疲れたよ。苦しいよ。繰り返される過ち。

どうしようもないね、佳子。

責めることを肯定でも否定でもなく受け入れて。


この仲間との関わりは、今の私にとって永遠で唯一のものだ。

だから私は揺れているのだ。

書けば書けば少しは落ち着く?

思えばここ何ヶ月間、ずっと予備校だけに通ってきた。

この私が驚くほど。よくここまで来たなぁ。

だからこそ、これからも予備校に捧げないといけない。

もう一度確認して。

この動揺を認めてあげて。


ごめんね、私、普通の人間じゃないの。

あなたたちの希望どおりの行為をしてあげたいのだけど、それは決してできないの。

ごめんね、私、普通の人間じゃないの。

それをあなたたちに分かってもらいたいと思っていたわけではないの。

それなのにいつの間にかあなたたちを傷つけていたのなら、すべての責任は私にあるの。

ごめんね、私が苦しみを通り越してしまったから。


セリカル、私に次なる試練を与えてください。

私はその試練を喜んで受け入れます。

そしてその最初で最後の難関、試練を必ず乗り切ってみせます。


8月28日

再び一人に

これからの1ヶ月間、12月~1月までの最後の期間だと思って、死ぬ気で勉強する。

そして今までの仲間との距離を置いて、自分自身の魂をもう一度確認する。

弱くて不安定な私だからこそ、それに甘んじないように、さらに弱くて不安定なまま、独りで1ヶ月間勉強を続けてみる。

予備校では人と十分関わってきたので、この1ヶ月間(9月中)は自分自身をとことん追い詰めてみる。

予備校の授業以外は家で勉強する。

午前中と授業が終わってからも自習室では勉強しない。

日曜日も家で勉強する。

帰りに誰かと食べに行ったり、みんなと長く話し込んだりしない。

授業の休み時間程度にする。

本当に自分自身の意思で動き、行動できる強さを身につけたい。


9月21日

私は今、ものすごく勉強に対して焦っていて、余裕がなくて、追い詰められている。

それを無理に隠すことはできないし、人に見られたくないと思えない。

私は今、絶望している。


9月22日

これからの私に必要なもの

1 情報(新聞、テレビ、ラジオなど)

2   知識(幅広い教養、一般常識)

3   受験テクニック(講師から得られるもの)

※現実の生活を理解し、社会生活の土台をしっかりとしたものにする

※社会に対しての自分の位置がはっきりと確立できれば、COSMOSの体系も完全なものとなる

※これからの4ヶ月間で予備校を100%活用し、実際の大学生活の架け橋にする


9月24日

1996年 3月~5月頃までは魂との交流生活を中心としていた。

6月~8月頃までは日常生活を大切にし、予備校にすべてを託した。

そこには私そのままを受け入れてくれる多くの友人、仲間がいた。

だからこそ私は、弱いまま、不安定なまま、彼らと本質的には異なる弱さを共感しあった。

そして9月の1ヶ月間、再び魂そのものを見つめ、孤独で不安定な状態を味わった。

その先にあるものが何かを考えなければならなかった。

これは私にとって大きな混乱をもたらした。

10月からは組織と社会生活というテーマに真正面からぶつかっていけると感じる。

ここまで苦しい魂の叫びを見逃すわけにはいかないのだ。






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