作詞のお話1・音数の少ないボサノバのメロディと日本語の難しさ
小学生の卒業文集は散文詩で(決して読み返したくはない…笑)中学生の頃には歌詞のフォーマット(?)で詩を書くのが趣味に、高校生になると秋元康さんの通信講座の作詞塾を受けはじめたりして、詩(詞)を書くのは昔から好きなことの1つです。
昨年2020年に、ブラジル音楽専門ピアニスト&オルガニストの今井亮太郎さんと、日本コロムビアより配信限定シングルをリリースしました。
作曲は今井亮太郎さん、作詞は私、Karen Tokitaです。
(サブスク、ダウンロードサイトで配信されています。検索してみてね。一部まとめは→こちらから)ここにはApple musicを貼っておきますね😊
この曲は私たちがパーソナリティを務めるコミュニティ・ラジオ、こまえFM(東京都狛江市)通称「コマラジ」の水曜 夜9時の番組「ボッサ・ダ・コマエダージ Bossa da Comaedade」のオープニングテーマ曲でもあります。
先に今井亮太郎さんのアルバム「シネマ・ボッサ」でスキャットバージョン(コーラス担当しています)、その後、配信シングルで日本語詞のボーカルバージョン、という順番でリリースされた楽曲。
もともと詞を書くのが好きだったのもあって、作詞は難しくもとても楽しかったので、制作秘話といいますか、どんな風に考えて書いたのか備忘録的に書いてみようと思います。上記、サブスクなどで聞いていただく際に、歌詞が出るモードにしていただけると読めると思いますのでよかったら見てみてくださいね(著作権の関係もあり全文載せませんので…)
ゆったりしたボサノヴァのメロディと日本語の難しさ
歌詞を日本語で書くのは、俳句や短歌と通じるものがあるかなって思います。言いたいことを、どんな言葉で、どんな語順で表現するのか・・・それも限られた音数で。それによって印象がぐっと変わる。そんなところが楽しいのかも。
ラジオのテーマソングにと、今井亮太郎さんが書いてくださった爽やかな曲。音源をいただいた時から「海辺のカフェの水曜日」というタイトルがついていました(番組、水曜だからね♪それにしても良いタイトルです✨)
キーワードは海、カフェ、水曜日、ラジオ、ピアノや歌や声・・・
言わずもがな、日本語は1つの音符に乗る音が少ない言語です。
ドレミと音があったら、英語なら「I Love You」(私はあなたを愛してる)と入るのに、日本語はせいぜい「あいしてる」くらいでしょうか、私とあなたが入りませんね…。
この曲の出だしのメロディはとても音が少なく、
(*サークルメンバーさんは無料で見ることができます。サークル内の上部タブ「記事」より)
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