3rdアルバム「Lugar Comum」再配信!
以前のKaren名義のままだった3rd ALBUM「Lugar Comum」ですが、現在のKaren Tokitaの名義で再配信をしました。想像以上にスムーズに行ってびっくり(笑)よかったぁ〜!
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サブスク類で「Karen Tokita」と検索するとアルバムの他に、ピアニスト今井亮太郎さんとラジオ番組の中で作って、日本コロムビアさんからリリースになったシングルも一緒に紐づいて出てきてくれます。嬉しいな。
これまで知らないKarenさんといっぱい紐づけられて、修正願いが間に合ってなかったのです。でも途中で名前変えるのって勇気がいるね。なかなか踏ん切れなかったの。これでもう心配いらないはず……!
サブスク類してないよというかたはYoutubeでもお聞きいただけます。
InstagramやTikTokなどの投稿やストーリーでもBGMとして使えます♪(検索してね!)
それらはちゃんと収益になり私のところへ来てくれますので、どんどん聞いたり使ったりしてくれたら嬉しいな!(^^)
CD時代の終焉
先日、駅から直結しているショッピングモールの山野楽器さんへ久しぶりに足を運んだら、CD売り場の面積が4分の1になっていました。2つ隣の駅ビルにある店舗の方は月内で閉店とのこと‥‥。新宿のタワレコは今は2フロアに縮小されています。
自分だってなかなかCDは買わなくなってしまったけれど、一番人通りのあるはずの駅直結の場所にあっても、なくなってしまうなんて……。昔はあんなに賑わっていたのに。その光景を見て、「ああもうCDは難しいんだな、もしまた作れた時はラッキーなんだな」と感じてしまいました。
若い方はプレイヤーも持っていないけれど、ご年配の方からは「終活でCDを極力減らしていってる」という声も増えてきました。
けれど、CDで欲しいという声も根強くあります。
1枚のアルバムを作るのには、もちろん作り方にもよりますが、アコースティックなものは人件費やスタジオ代がしっかりかかるのでそれなりになっちゃう。私の3枚目のアルバムはシンプルな編成ですが、制作費だけで60万はかかっています。そこからプロモーションのためのもろもろの経費が嵩んで、最終的に7〜80という感じだったかな。少ない方かも。
今の時代にCDが売れていく速度と制作費のバランスはとても難しく、かといってサブスクはたくさん聞いてもらわないと制作費をペイするのには時間がかかります。アコースティックでニッチな音楽だからね‥…なかなかたいへん。
かと言って、ラジオで呼ばれたり雑誌のインタビューに呼ばれたりするのはまだCDの形である方が、よかったりすることも多いみたい(でもこれも時間の問題なのかな)。
どんどん難しくなちゃうから、基本的にはもう、配信をメインに考えていこうと思うこの頃です。CDを作るタイミングを待っていたら動けないかも、と、やっと踏ん切りがついて、配信の登録を整理中‥‥というのが本当のところ。
作品のトータルの世界観はやっぱり手に取ることのできる「物」の形であって欲しい。紙の手触り、ブックレットや帯のデザイン、盤面やそれを取った時の仕掛け。なくなっちゃうのは悲しい。きっと少なくても、残ってくれるはず……。
今はひとまず、流れに合わせていく努力もしつつ、有形にすることも忘れないでいたいな。その機会は探していきたい。今のレコードやカセットテープのように、CDもまたリバイバルすることがあるかもしれないね。
私はどちらかというと、デジタル配信の恩恵は得ている方だと思っています。
この「Lugar comum」はリリースして7年経ったんだけれど、Apple Musicの日本のボサノヴァアルバムのランキング100位以内に大抵いてくれています。それはたくさん皆さんが聞いてくださっているのもありますが、ボサノヴァの作品のデジタル配信が少ない……ということもあるのではと思っています。
この前はどういうわけか急に、中国のボサノヴァアルバムランキングの方でふっと上がっていました。どなたかが聞いてくださってるんですね。嬉しいな。
新しい時代についていくのは、なかなか歳とると大変だけど(^^;;
垣根がないことは、なんだか、楽しい。
工夫次第できっともっと広がるんだろうなって感じるので、これからも頑張りたいと思います♪
ブラジルの音楽、ボサノヴァは日本ではカフェやデパート、なんならスーパーでも流れていることがあるくらい。もはやブラジルより街中で流れているのではないかと思っちゃうほどなんだけれど、まだまだ知られていないからね!
ぜひ聞いてみてくれたら嬉しいな。
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