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バースデーメッセージありがとうございました!&エッセイ発売間近☆

先日7/3にお誕生日を迎えました、皆さまメッセージをありがとうございました!! 毎年沢山のメッセージをいただいて、メールを開くのもままならない状態になってしまっています、ライブ等が立て込む時期でもあり、毎年お礼のお返事が行き届かず、本当にごめんなさい!

とても嬉しい気持ちでいっぱいです。みんな、ありがとうございます〜!!
良い歳にするよぉ〜〜〜!


素敵な手触りの本になりました!

7月下旬に発売になるワタクシKaren Tokitaの、初のフォトエッセイ「歌って、恋して、生きてやる」。

書店さんとの打ち合わせの際に、刷り上がった本を一足早く手にすることができました!! その日はお誕生日(7/3波の日!)でしたから、最高のお誕生日になりました。泣きそうになったり、嬉しくてニヘニヘしたりと、気持ち悪さ爆発な顔をしておりましたのですよ。でへへ。打ち合わせ前日に届いたんですって!河出書房さんありがとうございます。書店の担当の方とキャアキャアしながら見てしまいました。でへへ。

エッセイについてはこちらを(amazonなどのご案内もあります)

河出書房さんが紙や、厚みや糊付けの仕方まで、とってもこだわってくださって、手触りの優しい、開いていても手に馴染む、柔らかな質感の本になりました。
宝物です。紙の本ってやっぱりいいね。

じゃーん!


本を作ってみて初めて知ることがいっぱい。

書籍が書店に並ぶのは、とても難しいことなのだそうです。日々沢山の作品が生まれていますもんね。たくさん平積みされている作家さんてすごいんだなあ……。
これまでは書店へ行くと、ただテンションが上がるだけのわたしでしたが、今は「こんなに本があるんだ‥‥」と妙なプレッシャーを感じてしまっています。ドキドキ。

地元の書店では、藤沢駅からすぐの有隣堂 藤沢店、ジュンク堂 藤沢店、江ノ島 天狼院書店「湘南天狼院」に置いていただけることになっています。地元の皆さま、本当にありがとうございます……!!

そのほかいくつかの書店さんに置かれるようなのですが、どの店舗かや置かれる時期は流通の関係もあってわからないそうです。7月下旬には置かれるのでは、とのことですので、書店で購入したいなと思ってくださっている方はお店の方に聞いてみてくださいね。

CDだと、この日にリリース!となったら、CDショップに前日にはならんでフラゲ、なんていう感じでしたが、本はそうではないそうで。モノが変わると流通も変わるのですね。

場合によっては書店が1番早くなる可能性もあったりと、分からないそうなので、なんだかドキドキワクワクしちゃう。

色々な用語も制作の中で飛び交いましたが、書き終えた今、ほとんど思い出せないのでまた教えていただこうと思います……。ホッとしたら彼方へ飛んでいきましたのです。

エッセイのお話をいただいてから最初にしたこと

性被害の告白を書いたことがきっかけというのは、冒頭のリンク、以前のnoteでも書きました。でも告発にしたいわけではなく、これまでの苦しみと、少し光が見えたことを書きたかったんですね。どの内容も、主に私の心の中を書いています。

帯に性被害の文言を入れていただいたのは、そうしたお話でフラッシュバックする可能性がある方への配慮の意味があります。具体的な描写などはありませんが、それでも読むのが辛いなと思ったら無理しないで欲しかったから。でも、帯にその単語を入れてしまうと、印象が強まってしまうかもしれない‥‥このあたりのことは、出版社の河出さんとも何度も悩み、話し合ってきた部分です。

企画段階の最初のタイトルは「波のように、風のように」で、帯コピーが「歌恋」だったのです。
なんだかもう懐かしい(^^)


最初にしたことは、継続していたカウンセリングの量を増やして、少し集中的に心を整理したことだったの。とにかくいろんなことが、心の中で絡み合っていたから。夏の終わりからお話が動き始めたので、秋冬の数ヶ月はそんな期間でした。22年の年明けから、少しずつ原稿の形にしていく作業を本格的に始めたかな。

苦しいことを書くのって短くってもエネルギーが必要で。もう一度傷を開いて見る作業‥‥。苦しくなったらまたカウンセラーさんに泣きついたりして。2ヶ月くらい推敲すらできなかった時期があったりもしました。でも絶対やり遂げたい。その気合いで、整えながら、もがきながら、突破しました。

やっぱりどうしても最初は、こんなことがあった、あんなことがあったと、成仏できなかった思いがどんどん出てきちゃって。長すぎるので1000字くらいにまとめるようにと、お達しを受けて(笑)また書き直して…と、削りだしていくような作業が何よりも大変だったように思います。

苦労したことといえば……

好きなものの話や体調のことなんかは、純粋に文章と向き合う感じで悩みながらも楽しく推敲した感じだったかな。

なにより最後まで苦しんだのは
「文体」
でした。

本当は固い文章が得意なのである。
だけど「お友達に手紙を書くような、喋るような、カジュアルな文体で」ということになって、そこからはSNSに書く文章も全て試行錯誤しました。声に出して読んでみたり。
何度も書くと、だんだん「てにをは」や句読点の場所までわからなくなってきて、知恵熱を出しかける日々でございました。笑

校正の方が加わってくださってからは、ここに言葉を足してほしい、などよりクリアになって、「わたし自身の話だけれど、みんなで作っているんだな」ととても心強い気持ちで進めて行けて、透明度が高くなっていったように思います。

写真やデザインのお話はまた次回に。

最初からサラッとふわっと乗り越えていったわけではない、いろんなこと。
その悩みをすべて言葉にすることはできないけれど、読み終わった時、モヤモヤしていたものが少し軽くなるような、優しい気持ちになってもらえるような作品になっていたらいいなと願っています。

さあ、明日は19日のライブのリハーサルです。
今月はやらなくちゃいけないことがいっぱいで、気持ちばっかり焦っちゃう〜!!
爆速でこなさねばならぬ!ふんぬ!

みんな読んでね〜〜!!

近日中のライブ


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