病気の告知とお受験①
我が家の息子たちは、義母の勧めだけでなく、私も夫も私学しか経験したことがなく、公立小学校などがどういうものか全くわからず、周りの勧めもあり(夫婦で学校で完全に浮くから。という声が多数)受験することに。
お受験ですので、幼児教室に入ったわけですが、長男は3月生まれ。同じ学年の中では一番幼いので、早めにスタートしないと間に合わなさそうだ。と思い、2歳の後半では幼児教室に通いだしました。
そんな理由もあり、京都市内で通える範囲の幼児教室を全てみて回り、体験し、料金表をもらい、私自身が幼児教室経験者でもあるので、自分が少し行って嫌だと幼稚園の時に思っていた幼児教室は回りませんでしたが(その教室の情報は当時、現役で通っている知人からも随時聞いていたので)、小学校3年生でクラスで成績上位になれるように長い視野で学習を行います。という教室が一か所あり、そちらにしました。
本人は何やってんのかわからないまま通っていましたが、担当の先生の退職などもあり、先生は数回代わり、もともと人数も少人数制だったので受験前にはマンツーマンや、先生1対子供2という恵まれた状況で学習を受けることができました。本人は、ふわぁ~っとしているので先生も間違っても否定せず、「どうしてそう考えたのかな?」と理由を尋ねてくださる先生でとても充実した幼児教室の環境でした。
受験自体は、夫の母校か私の母校のどちらを受験するか。という二択(厳密には、夫は公立の附属小学校を希望したのですが、私立小学校のお受験シーズンは8月下旬~10月中旬であること、公立の受験は1月でなおかつ抽選があるということで、小さい子に回りのみんなが10月で幼児教室終了しているのに1月まで通わせることに賛成できかね、その点を説明し選択から外してもらいました)でしたが、早い段階で家から近いという理由で私の母校の一択となりました。
母校なので、試験内容も判っていますし、何より、受験の際に面接していただく先生も私の知っている先生なので大変気楽で、お受験とはいえ、ゆるい感じで勉強しました。私の母校は、日常生活でおうちの手伝いをしたり、自然の中でいっぱい遊びまわって理科的興味をもっていることに重点をおいてのテストになるので我が家の生活状況から極端に離れることない勉強をすればよいというメリットもありました。
そんなわけで、長男はまったくもって順調でしたが、受験の半年前から、夫が「腰が痛い」(その前の年にぎっくり腰をしているので)、「頭が痛い」という事が増え、何度も通院を促し、時には予約しているにもかかわらず、当日本人がいかなかったり、待っている途中で帰宅したりと自覚がなく過ごしていたのです。
子供の同じ幼稚園の父兄で、かつ私の同級生のお兄さんでもある整形外科の先生に、良い病院と先生を紹介していただき、そちらにようやく重い腰をあげて診察へ行ったのが受験の1ヶ月前。
それまでも整形外科には何度も通ってはいましたが、原因はわからず。ようやくその病院で全身のレントゲンをとり、
「これは腰が原因ではない。」
と、大学病院を紹介されました。
この時は、すでに夫は一日中「うぅ~。」と痛みで大きな声をあげている状態で、半年間、私だけでなく、家族も友人もみなで病院での受診を促していたにも関わらず、また、場合によっては病院まで連れていって受付まですんでいるにも関わらず勝手に帰宅するなど本当にどうしようもなかった状況でした。
続く
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