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サマソニでLiam Gallagherをみた

あんまり最高だったから、曲はよく知っているから、暫く復習はしていなかったのだけど。「Morning Glory」流してみたら2週間経った今でも、本物が聴けたのが嬉しくて嬉しくてにやにやしてしまう。これからもずっと嬉しいといいなぁ。

(私の思い出のため、ネットにアップされている動画をお借りします!)

始まる前、ステージ真ん中にある銀色の「Rock'n Roll」と書かれた板を一生懸命磨くスタッフさんが印象的で、「それはとても大切な仕事」と思った。

オープニングムービー。BIBLICAL、MAJESTICAL、GODLIKE、これでもかってくらいboast!!!!な文字がスクリーンいっぱいに広がって、うわマジであのビッグマウス・リアムが出て来るんじゃんと興奮でいっぱいになる。最後に日付とTOKYO JAPANがでかでかと入ってて「これはうれしー!」と叫んじゃった。記憶の中の自分がうるさいよ。それにしても最高のオープニングムービーでした。

一番思い入れある「Morning Glory」からスタートで、前奏のドラム入った時点で幸せすぎて死んでもいいなーと思いました。ギャン歌いながら、もう十分すぎるので帰ろうかなと。ライブで聴くのが夢だった曲だよー。高校の文化祭で先輩バンドが歌っていて、超かっこいい誰の何、となったのがきっかけで好きになったOasisだったから……ありがとう先輩バンド。

「Rock 'N' Roll Star」飛ばすよねー。「Tonight I'm a Rock n roll star」がこんなにハマる人他にいないでしょ。あの場にもキマりすぎてて最高。何ならただの事実。

「Wall of Glass」「Better Days」
ソロ曲はシンガロング率は下がるけど、しっかりリアムの声を聴ける貴重な瞬間になって嬉しかった。リアムのソロ曲は本当に気持ちいい。

「Stand by Me」自分の思い入れ以上に、観客みんなが大好きでたまらない曲として感極まってる空気感が幸せで良かったよー。「stand by me nobody knows the way it's gonna be」サビがシンプル極まりなくて特に何も言ってないのにぐっとくるのは本当にOasisぽくて良いよね。

「Roll It Over」自分的にダークホース、ベストアクト選ぶならこれかも。4th「Standing on the shoulder of giants」なんて聴かないので(スミマセン)あまり認識していない曲だったのだけど、だだっぴろいスタジアムとリアムの声がベストマッチだって一番分かりやすく教えてくれたのはこの曲だったと思う。行ったこともない場所だけど、陰鬱なマンチェスターの空をリアムの声がパーっと切り開いて明るくするイメージをずっと持っていて、「Leave me here」のロングトーンでうわぁホントにこれだぁ、と思ったのでした。オレンジの光を浴びるリアムの声が忘れられない。

「More Power」「Diamond in The Dark」「The River」「Once」
「Once」の若き日振り返るおじさん臭さ、それでも尚ロックンローラーとして哀愁もスターも背負って生きていく!って感じが好き。低迷期を終えてようやくソロ本気出す、ってタイミングの曲だったという印象。「More Power」は沁みたなー。明るくてシンプルで単細胞で沁みるのがリアルソロの良さと思ってます。

「Wonderwall」いつの間にか暗くなっていて、みんなのキラキラが綺麗だったな。全員が幸せーってなってるシンガロングでしたね。サビを歌わせてもらうのがこんなに幸せだとは。聴き返すと思い出と一緒に泣いちゃうなー。アンセム。

「Chanpagne Supernova」美しかったー。どうしようもなく美しい曲だなー。間違いなくリアムが大好きな曲なのね、を感じてまた嬉しくなる。「That there're gonna get away for the summer!」叫ぶの気持ち良かった。

音楽的な意味があるのか不明なマラカスとタンバリン、終始シャカシャカされていましたね。本物だったなあ。終演後、一緒に来てくれた友達と「すごいものを見ました!ありがとうありがとう」と握手を交わし、「抜け殻じゃねーか」とすっかり夢うつつのふぬけ状態になった私を笑っていただきました。ありがとうー。

散々アルバムやベスト盤を聴き込んで、映画「Knebworth 1996」も劇場で観て、声が出なくなってからのライブ映像も観て、たとえいつか聴ける日が来たとしてもOasis全盛期の声は聴けない、あの歌は聴けないんだよなと残念に思っていたこともあったのだけど。今、アルバム聴き返していると「生はもっとヤバかったな!」と思えているのが嬉しいし感動してる。もちろん96年のツヤツヤな声とは違うけれど、また別の完成形としてのリアム・ギャラガーを耳にしたのだなーと。声が出なくて途中でライブ辞めるとか、2011年のサマソニじゃ居場所が無さそうでオーラ失墜だったとか、そんなのは到底想像できない王者感、BiblicalでMajesticでGodlikeなステージを目にすることができて感無量です。

もちろん豊洲は行きたかったけど!流石にこんなの失神している気がする。動画のお裾分けで十二分に幸せなので、サマソニに全力尽くせて良かったと思ってます。行けた人ほんとにおめでとう!







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