梼原・木橋ミュージアム
text by 島田
枯葉のしまだです。
今回は、隈研吾設計の梼原・木橋ミュージアムを見学した時の感想です。
刎木(はねき)は交互に少しずつ迫り出しながら47mの建築を支える刎木構造が用いられたデザインとなっています。
真下に立つと180×300の交互に迫り出した大きな組木の本数とスケールの迫力を感じる場所でした。
横のEVを登ると47mの一直線に伸びた橋の空間となっています。
天井の梁が均等に連なり抜け感のある美しい空間です。
ギャラリー部分の天井も少しずつ迫り出し屋根を支えています。
迫り出すことで生まれた、隙間と内装の木目地が揃っていることが美しい空間を生み出していました。
内装の細部までのこだわりと伝統構法の刎木構造を建築スケールで表現する新しい建築に感動しました。