「THE 団地生活」
お友達の「マサノリ」さんが、先日、こんなことつぶやいていた。
古い団地を一棟買って再生したい
— マサノリ (@masanori_lpb) May 26, 2020
「マサノリ」さんは「ポートフォリオワーカー」だから、
またまたブログをはじめました。
— マサノリ (@masanori_lpb) May 20, 2020
日々の学びや気付きをアウトプットしていきたい！
あと単純に記事を書くのが好きっぽいw
ポートフォリオワーカー(複業家)になってリスクヘッジしよう https://t.co/jJIVYcwf4U
「写真撮影」「コンサルティング」「トラベル系メディアの運営」「冠婚葬祭に関するサービス業」の他に、「不動産、リノベーション」もしている。
☝のように、とても本格的な「リノベーション」なので、それを「団地一棟でしたい」とおっしゃる。とても楽しみだ。本当に実現できたらいいなぁーと思った。
「団地」という言葉を久々に聞いて、自分が以前、団地に住んでいた6年間が、走馬灯のように思い出されたので、以下に書いてみた。
（読んでいただいても、団地に住んだことが無い人には「さっぱり…」だと思います。すみません！少しでもほっこりいていただければ幸いです！）
✅「『2ｰ21』のタナカです！」(=『にのにじゅういち』と読む。2街区の21号棟という意味）という言い方が、団地界？での「対面や電話での挨拶基本トーク」だった。
✅5階建でもエレベーターは無し。エレベーターある棟が１棟あったが、そこでエレベーターに乗ることは子供にとって「至極の遊び」だった。
✅子供がよく階段を転げ落ちた。でもなぜか皆、無事だった。
✅夜になると各戸のカーテンの明かりが折り紙（色紙）のようでキレイ！
✅「今日は『家』(「いえ」と読む）で遊んでくる」と言えば、それは「一戸建てに住んでいる奴の家で遊ぶ」という意味。それ以外は全部「外」！で遊んだ。
✅街区を跨いで行われる「ドロケイ」は「行方不明者」が出た時点で途中でも終了！探しようが無いんだ、広過ぎて…。
✅各棟の、各階段毎に通学班を編成。「2班/棟✖23棟/街区✖３街区=138班」。でも小学校は１つ。だから朝はそこへ向かう無数の通学班。「蟻の行列」状態。
✅帰宅して、ランドセル置いて、取りあえず階段を下りれば、必ず誰か遊び相手が見つかった。毎日、あるいはある間隔で、違う人と遊んでいた。だから日記の内容は全部「今日は✖✖君、〇〇ちゃん…と遊んだ」になった。
✅放課後はとりあえず、まず団地内に６個もある「公園」の中から、「どこで待ち合わせにするぅ？」と談合し、解散。家に帰って再び集合。SNSなんて無かったから、待ち合わせ場所を間違えると、お互いが、「いない！ここにもいない！」と動き回りながら、探し回ることになるので悲惨。それで結局、めぐり合えず、遊べないまま家路につくこと多し。
✅学校の運動会とは別に街区対抗の運動会アリ。オヤジ達の「街区対抗リレー」がすごい盛り上がった。
✅ダイニングキッチン！(DK)。大人はトキメイた。子供は関係無し。
✅「生ゴミ」はなんと、「ダストシュート」で階下に投下！
✅各棟各階段下に水道あり。夏には格別においしい冷たい水が飲めた。そこではよく、アメをのどに詰まらせた子供が、数人の高学年の小学生に逆さづりにされ、ポンポン背中を叩かれている光景が見られた（実は私も姉とその同級生達にサカサマにされ、ポンポンされた。原因はやはりアメ！）
✅なんと各棟に「焼却炉」アリ。そこで、可燃物を住民たち自身が燃やしていた。子供も、「ゴミ燃やしてきて！」とか言われて、一人で火をつけて燃やしたが、煙が目にしみるのなんのって…でも正直あの匂い、車の排気ガスと同じくらい好きだった。
✅親の収入次第で、住める間取りが、2DKなのか、3DKなのか、それとも4DKなのか決まった。どの棟が、どういう「間取り」かが決まっていたので、その子が住んでいる「街区⇒号棟」で間取りが分かり、その世帯年収が容易に想像できた。ちなみにうちは、2DKだったのでコンプレックスが結構あった。(なお 団地に「L」(リビング）は無かった！「2LDK」なんて言葉も世に無かった！)
✅風呂はなぜか木製の「五右衛門風呂」。湯を沸かす時に、ガス栓をひねって点火するが、そのたびに「小爆発」(ボンッ！)があって怖かった。
✅「進撃の巨人」の「壁」ではないが、「団地内の大人の濃いィ～人間関係と結束」で子供の安全は、「巨人」(事故・犯罪）から守られた。他人の子でもお構いなし！で躾けるので、みな礼儀正しく、遊ぶ時も「学年＝序列」で、上(6年生）の指示は「絶対」だった。
✅最後に…、小学校低学年の時、クラスメートの女子に、棟付属の焼却炉で、「喰え！」と言われて、なんと捨ててあった「錠剤」を食べさせられた。その夜、そのことを親にも言えず、「薬のせいで死んでしまう」と思って一睡もできなかったが、実はそれが「キャベジン」だったことが後で分かり、嬉しくて泣いた。
人によって「なつかしー」と思う事は違うが、ハマるとほっこり出来ると思う。たまに、こういう「ほっこり記事」は書いてみようと思う。
（あッ！珍事件も書いてイイですか？たまに。）
「FM録音」「小学校」「THE臨場 ファミレス」「クルーって呼ばれた頃」など・・・お楽しみに！