2018.11.7日記「煮干しラーメンを何度も食べる人間の再婚率は高い」

朝:ドトールでなんかチーズの入った物体を食べた

昼:煮干しラーメン

夜:ジョナサンでスパゲティとサラダ食べた

もろもろの事情で今日は朝から遠くの方に行ってきた。珍しく早起きをしたので一日中ずっと眠く、帰りの電車で寝過ごしてしまい知らない駅で目を覚ます。もう二度と早起きなんてしない。

昼頃、乗換駅で煮干しラーメンを食べた。見た目はいい感じにおいしそうで、肉もとろとろで一見良さそうな感じなのだが、私は自分が煮干しラーメンを苦手なことをすっかり忘れていて「うっ、煮干し臭い……」と思いながら食べるはめになった。どうしてこんな事態に……とも思ったけど、よくよく考えてみたら完全なる自己責任である。

こんなことありえるのか……?!なんと私は時折ある。

正確に言えば昔は煮干しラーメンが好きだったのだが、一時期煮干しラーメンばかり食べていた時期があり、もの凄く体調の悪い日に食べて戻してしまってから若干の苦手意識があるのだ。そろそろいけるのでは……?と思い今日も煮干しラーメンを食べたのだが残念な結果に終わってしまった。

私が煮干しラーメンを食べる際の「結構時間経ったしそろそろいけるのでは……?」という、経時により教訓を破棄してしまうこの考え。何かに似ていないだろうか。

そう、「一度離婚した後、ケロッと再婚する人」だ。

離婚後「もう女なんかこりごりだ」と言っているが、「やっぱり寂しい、また結婚したい」と考えてしまう。これもまた自身の経験という教訓の破棄なので、きっと彼も私と同じように煮干しラーメンを何度も食べるのであろう。

そしてこの仮説が正しいのであれば私も彼と同じなのだろう。きっと私が離婚してしまったら、しばらくするとその時の辛い気持ちを忘れて再婚したいと思ってしまうのだ。妻のいない部屋でさみしさを感じ「妻がいたあの頃は良かった……」と呟くのではないだろうか。俄には信じがたいが、私が私を分析した結果そうなってしまったので恐らく正しいのだろう。なぜなら私が私のことを一番良く知っているので。うう、私が私によってカテゴライズされていく。

今のところこの仮説はまだ空論の域を出ない。本当に正しいのかは統計的に良さそうな結果が出るまでトライする必要がある。何らかの実験により正しさを示す必要があるのだ。

しかしよくよく考えてみたら私は結婚する予定も経験も無いのでこの仮説が真に正しいのか判明する日はいつまで経っても来ないのであった。

おわり。解散。

……

以下、試しに有料記事として昔書いた小説をアップしてみようと思います。タイトルは『ハッピーエンド・エンディング』です。

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