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濡れないメモ帳と水中ボールペンを試したら

選挙の季節ですね


 選挙用紙ってやたら手触りがいいし書き心地よい。
 これは折れないし、濡れても大丈夫なユポ紙でできているからだ。

ではこれでメモ帳作ったら最強でね?

 警備員は大雨の最中、生コンクリート車両誘導をする際、車番と時間のメモを求められることがある。メモやボールペンが濡れるとまともに書けないしそもそも普通のメモ帳なら破れてしまう。

というわけで、濡れない折れない『ぼくのかんがえたさいきょうのメモ帳』オキナ社ProjectPaper耐水メモと水中でも書けるZEBRA社WETNIEを購入したのでレビュー。

 警備員指導教育責任者の試験勉強? ちゃんとやっている。
 仕事中に試験勉強して叱られる程度には。ダメじゃん!

【オキナ Project Paper 耐水メモ】

 結論としてユポ紙は水に強い分、ボールペンは少し掠れるようだ。鉛筆やシャープペンシルなら良し。
 水にぶち込んでみたところ、フリクションペンで書いた文字は消え去った。……フリクションが使いにくいのは困るがスパイごっこには使えるな。

 ユポ紙は曲げても元に戻る。

 これはユポ紙はその名に反してプラスティック製品であり厳密には紙ではないからである。つまりしわくちゃにはならないが折り目は少し残る。折り紙には向かない。

 書き味はいい方であるが、リングの間隔が曲者で、リフィルを個別にまとめるツイストノート(他社)のリングでまとめ直すことはできない。

 結論。水中では鉛筆推奨。(※シャープペンシルの水中使用は内部機構の破損などに責任取りかねる)

 書き味は抜群に良いが、水性ペンやフリクションで書くことはおすすめしかねる。水にブチ込んでもヨレない、しっかり書ける曲がらない折れない破れないので過酷な環境で使うなら便利。水仕事する主婦にも便利と思われる。値段は五冊まとめて買えば@500円ほどになる(※ユポ紙は高価である)。

チラシの裏や百円ショップのメモ帳、リフィルをまとめてその日の必要分だけ持っていけるTWIST NOTEと使い分けると良さげ。

ゼブラ ウェットニー

 水中でも書ける。濡れている紙にも書ける秘密はヘッドをノックすると油性インクに圧がかかる機構を取り入れているから。
 まともに文具店で買うと税込660円するがAmazonで買ったら割引で400円台(送料込)で済んだ。

 3色選べ、紐を吊るす穴も空いており、金属製であるため安物感はない。

 水桶に水を入れ、新聞紙を漬け込んで書いてみたところ、水中ではやはり見えにくい。薄いと言っていい。
 濡らした新聞紙を水桶からだして書いてみた。薄いが読める。
 されども濡れた新聞紙にこれだけ書けるなら大したものである。

通常では0.7ミリの太さもあって書きやすいボールペンと言える。

 以上、ちょっと高いけどあなたの生活やアウトドア、仕事を助けるかもしれないアイテムの紹介でした。

 母が旅立った水中遺跡のある島では梅雨明けですが、これから梅雨に悩まされる中、とっさのメモをするときの一助になれば幸いです。

動画にしました。

自称元貸自転車屋 武術小説女装と多芸にして無能な放送大学生