後期高齢者は女子大生時代と比較すると、食の自由が下がるし、人の老化の傾向を考えても、スパイスは良い選択肢だと思う話

 では年を取ることで、どの味がどういう風に感じるのかを、詳しく見ていきましょう。塩味、甘い味といろいろありますが、塩味が一番影響を受けてしまいます。あまり影響を受けないのが甘味です。とはいっても、若い頃の2・7倍の甘味がないと「甘いな」と感じないのです。一方で苦味は7倍、酸っぱさは4・3倍、うまみは5倍で感じます。5)そんなにたくさんないと感じないのか、と思うかもしれませんが、塩味は11・6倍、約12倍でやっと若い頃と同じように感じるのです(図2)。

下記書籍より引用

お祖父様が眼科医で、その患者さんに可愛がられた原体験を持つこと。また、故日野原 重明医師と講演で一緒になった際の言葉を大切になさっていること。そして論文をごりごり読んでエビデンスベースで一般向けの本を書いたら、ご高齢の患者さんが「読んだよ」と言ってくれて診察の質が上がったという医学博士です。

盲信する訳ではないけど、情報源の一つとして参考にしています。

歳をとると好きなものを好きなだけ食べることは難しくなりますよね。料理する気持ちになれない時もある。

本来、レシピ本は、綺麗で憧れがあってテンション上がるものだと思うのです。単なる実用書とか設計図ではなく、読者の行動を促します。

私は高齢者福祉の専門ではなく、単に別世帯の親が安心して加齢出来るかを見守るだけの立場です。

スパイスは、うちの親はそれほど詳しくないと思います。また、脂質や塩分と異なり、スパイスは高齢になっても安心して試せると思います。
若い頃より行動範囲も狭まるから、スパイスで「冒険」するのは楽しいと思います。


というわけで、ギフトに良いと思います。
6/16の父の日を口実に、お料理出来るお父様に「今度作って」とプレゼントするとか、あるいは高齢で食が進まないご家族に新しいレシピとスパイスを試すとか、とくに理由はなく、「いつもありがとう」とプレゼントするとか、ご自身で読む以外にも選択肢があると思います。同じ本を読んでおけば、共通の話題も増えるし。


何の本かは、詳しくはこちらの記事をご覧下さい。


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