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愛されたいと願うより透明な気持ちで愛し続けたい

9月1日(日)

六時過ぎにリビングに行こうと手を引っ張られ、とりあえずリビングに赴くが眠すぎてテレビを点けて大人二人は横になる。元気そうで何より。八時頃友人からLINE、既に公園で遊んでいるとのこと、本当にえらすぎる。九時から社宅の草刈りなのでジャージを履いた夫は嫌々出かけていった。私は子とファントミラージュを観つつブロックを繋げつつ友人とLINE、すぐに会えない距離と境遇の今、休日はたくさん連絡がきて嬉しい。昨日鳥貴族でSPEEDが流れていた話からナマイキを聴いているという友人を発端に各々がSPEEDを聴いたり聴けなかったりしながら文字を飛ばしあうことに。小学校高学年から中学生というTHE思春期ど真ん中とSPEEDの活動期間が重なっている私たちには色濃く流れているSPEEDの血。頭の中にある夏のイメージはSPEEDの歌詞によって構成されていると言っても過言ではない。五つ年上のあなたがツーシーターで夜明けの海へ連れて行ってくれたことなんかないし、始発で帰って仮眠したらバイト行って夜はまた弾けた夏休みももちろんなかったけれど。小学生の頃めちゃくちゃ憧れたこんなシチュエーションはもう訪れることはないけれど。今聴いても色褪せなすぎるし最高。という旨をぐりこにLINEするとすかさず「夏が逝くね」と返信がきたのでニヤニヤしてしまった。ゴーゴーヘブンを熱唱していたら草刈りを終えて萎びた夫が帰ってきた。

子が「めんめん」と連呼しているので、ランチに行くのはやめて夏の終わりの素麺大会。夫と子が寝てから今日こそは片づけないとならない婦人会の仕事を終え徒歩圏内のカフェに来てこれを書いている。一人なのにふかふかの大きなソファー席に通してもらい寝そう。アイス黒糖ラテとフルーツサンドを従えて昨日と今日の日記を書き、これから綿矢りさの『生のみ生のままで』を読もうと思っている。

今日から九月、正月と同じくらい九月が来たことに言及する声が多い気がするのはRADWIMPSとaikoのせいだろうか。RADWIMPS変換できるのに簡単な熟語が変換できないポメラ。なんかmixi後期?のつぶやきみたいなのにみんな「オーセプテンバー」とか書いてたときはまさかRADがこんな国民的前前前世になるとは思わなかったよね。私は三枚目のアルバムが好き。とりあえずあとでゆっくりできる時間できたらaikoのセプテンバーしよう、懐古と共有という意味で最近は少し使えてる気がするサブスク、今月も課金していこう。

『生のみ生のままで』上巻を三分の二くらい読み終えたところで十七時近くなったのでカフェを出てドラッグストアに寄って帰宅。家に帰ると当たり前だけど子と夫がいた。ゆっくり昼寝できたとは言っていたが私はひとりでゆっくりしてきたのでなんだか申し訳ない。夕飯を作って食べて両実家に電話して寝かしつけたまま朝まで寝てしまう。食洗機だけは動かしてたナイス。洗濯物は洗われたまま放置されていた。

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