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新芽が消える原因とは?

10月に入り冬野菜の種まきが始まり、そろそろ芽が出てくる頃ですね。
新芽が出て、成長を楽しみにしていたら、突然新芽が消えた!?という経験をしたことがあるという方も多いはず。
この新芽が消えてしまう現象は何が原因で起こるのでしょうか?
今回はその原因を詳しくお話し致します!

1.害虫

まず、最初に疑うのはこれ。20℃~30℃くらいの気温は野菜にとっても外注にとっても過ごしやすい時期です。
新芽は、害虫にとって最高のご馳走です。種まき後には、不織布や防虫ネットをかけ、虫の侵入を防ぐことが大切です!

2.害鳥

害虫の次に考えるのが害鳥。鳥も新芽を食べます。
新芽についた虫を食べる際に葉も食べてしまうことや、ただ新芽を食べる鳥もいます。
木の実が少ない時期は、新芽を狙いに来るんです。さらに厄介なのは、鳥が遊び道具にすること。
どういうこと?となった方もいるでしょう。とくにカラスが酷いです。
新芽をただ引き抜いて遊びます。
不織布やネットもボロボロになることも…

3.水不足

新芽も水が必須!
発芽までは水を切らさないようにとよく聞きますが、発芽後すぐも水を切らしてはいけません。
毎朝水やりをして、夕方頃に土の表面が乾くような量をあげましょう。
本来の気候なら、この時期の水やりはそんなに気にしなくても良かったのですが、異常気象で暑さが残り、土の水分が蒸発しやすくなってしまいました。
土の状況を見て水やりをしてあげましょう!

被害の内容は理解していただけましたか?
虫だけではなく他にも多くの原因があることに気付いてもらえたでしょう。
近年は異常気象で野菜も上手く育ちません。
少しでも野菜のために出来ることをやってあげましょう。