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私の訓話集

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2012年に会社を退職した時に、これまでに生活・仕事を通して、思ったこと、考えたこと、気づいたことなど、雑多にメモしていたものを訓話集として整理しました。役立ってもらえる訓話があ…
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記事一覧

意識改革訓

何事にも強い意志をもって、面倒がらずに、まず一歩踏み出すこと。 何をやるにも、まず、自分で考え、思いをはっきりさせることが重要(自分流) 新しいやり方が見つからないから、適当なやり方で済まそうとする。今がよければよいという考え方である。 知識があれば目的が達成できると思うのは大間違いである。 ほとんどの人は、仕事に熱中する方法があることを知らない。 1つのものを2つに分け、お互いを理解する。(弁証法の極意) 着目するものを限定し、五感を集中すれば、着目するものが

技術伝承訓

業務を通して仕事を覚え、技術が伝承される。これに勝る技術伝承法はない。 技術伝承はベテランが中堅に、中堅が若手にとなればうまくいく。 伝承すべき技術は、ベテランの頭、完工資料、設計標準、基準類に蓄積される。 完工資料は、体系的に整理すれば技術伝承となる。 設計標準は、整備・更新すれば技術伝承となる。 部基準は、整備・更新すれば技術伝承となる。 ベテランのノウハウは、文書化すれば技術伝承となるが、ほぼ困難。 ベテランは自分の技術を伝承する義務がある。これまでどうし

品質管理訓

設計業務での仕損じ対応はストレスがかかり、通常業務もディスターブする。金もかかる。 通常業務を手戻りなくやることが、不適合防止上、最も重要である。 個々に生じる不具合をその都度、解決していくだけでは、真の解決にはならない。 不徹底状態をなくするための最も効果のある方法は整理・整頓である。 整理・整頓により、不徹底な状態から徹底できる状態になる。 仕損じは製品の実現過程の中で発生する。 品質管理はこれまでのやり方を改善し、よくしていくことをベースにするべきである。

安全衛生訓

命は1つしかない。手、目、足、失えば取り戻せない。 何が危険であるかがわかれば、すでに安全対策の大半は完了している。 知識がなければ見えない危険もたくさんある。(電気等) 1日8時間、1年に250日働いて、350年かかって1件の休業災害。 350人の現場では1年に1回休業災害発生。 ある危険にはそれに対応した安全策が必要。 皆が基本ルールを守れば、職場内の動きに変化が見られるはず。 安全管理で最も重要なのは、危険をみる目を養うことである。 われわれは、危険に対

仕事訓

何事を始めるにも、まず、直感と思いがなければならない。 何事も、資料に頼らず、まずは自分で考え、組み立てること。 ポイントを絞り、一つ一つ着実に実行していくこと。 何事も、中途半端だとポイントをつかむことができず、余分なことを言ってしまう 簡単な仕事をなぜ複雑にするの。 わからないことをわかったふりする必要はない。 何事も整理すると簡単になる。 何事も簡単にやってしまう人、その裏には苦労と経験がある。 超簡単にできるようになるためには、繰り返し、繰り返

生活訓

いつでも・どこでも、自由について考え、自由自在を得ること。 基準、法則、決まり、ルール、道徳、・・ すべては縛りである。 縛りがあるから自由があり、物事が変化発展する。 自由だけで満足してはならない。自由自在でなければならない。 自由自在とは、自分が知っていて、できる範囲で自由自在であるということである。 すべては、よりよくなろう(自由自在)として拡がっていく。進化、より自由に! より自由自在の「より」が重要、この「より」は現状よりの「より」である。 悟りを

人生訓

誠意は通じる。これだけは間違いない。 1つのことを確実にすると1つ賢くなる。いろんなことを中途半端にするひとつも賢くならない。 いい道具を揃えて釣りをしても、釣りの好きな人にはかなわない。 人は、魚の気持ちはわからなくても、人の気持ちは大体わかるものである。 全てを捨て去ったとき、絶対に捨てられないものが見えてくる。これが本当に必要なものである。 相手が自分に偏見を持っていると、つい言いたくないことも言ってしまう。偏見は仕事に影響する。 世の中、希望どおりにい