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夏のはじまり、小さな決意

暑い。今日は病院に行くことになっていたため外出したのだが、とにかく暑かった。

時々吹く強い風に帽子を飛ばされそうになりながら道を歩く。日差しは強く、若干生暖かい空気にぐらぐらするようだ。思えば5月も後半に突入しているのだから初夏といってもいい季節ではある。

流れる汗を拭い考えた。季節は私の考えなど置いてけぼりで移ろい過ぎていく。時が経つのは早いなと改めて思い知らされた。それと同時に焦りもある。このままゆっくりしてていいのか。そう心の中で問う声が聞こえた気がした。

私は自ら選んでこうしている。そう問いに蓋をして、前を向いた。

初夏の風が頬を撫でる。突き進むしかない。それしかないのだ。

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