見出し画像

ヴォルデモート理論

生きる中で見つけた理論その1、ヴォルデモート理論の紹介です。

この理論は誰かに押し付けるものではありません。あくまで私がこれまで生きてきた中での経験則みたいなものです。

皆さんヴォルデモートは知っていますか。某ポッターの名前を呼んではいけないあの人です。まぁ、理論の名前にしてしまっているのですが。
ヴォルデモートは自身の魂を7つに分けることで実質的な不死能力を得ていました。
これってすごい、いいですよね。
寄す処が7つもあるってことじゃないですか。

というわけで結論から言いますと。
ヴォルデモートのように、複数のコンテンツに自分の魂を分けておくと死にたくなっても死なずに済む。これが私が唱えるヴォルデモート理論です。

好きなものはありますか?
いくつありますか?
私は例えば、ある実況者が好きです。彼の新しい動画がアップされると疲れを吹き飛ばして夢中で観てしまいます。
他には、音楽が好きです。
好きなアーティストが新曲出したりすると、よっしゃ!って気持ちになります。夢中で聴きます。
新曲聴くまでは死ねない、覚えるまでは死ねない、ってなるわけです。
あとは、飼ってるペットが好きです。とても癒やされます。
こんな感じで、いくつか好きなものを作り、それにちょっとだけ依存するのです。

でも、分霊箱が壊れてしまうことだってありますよね?
私も昔好きなグループが解散してしまって、打ちひしがれたことがあります。
しかし、複数分霊箱を作っておくことでこの問題は解決されます。壊れてない分霊箱が、壊れた分霊箱の代わりを補うことができるからです。
大好きな愛犬が死んでしまった。そんな時、大好きなアーティストの音楽に救われた…。そういうこともあると思います。
分霊箱の依存度は均一にしておくと、さらに立ち直りやすいです。

電車を待っている間に、下に飛び降りる自分をふと想像してしまったり。
人の波にもまれるうちに、急にとても寂しくなってしまったり。
タナトスは波のように私たちをゆらゆらと揺らし、流れに取り込もうとしてきます。
急にざぷん、と大きな波が襲ってきたときに踏ん張っていられるか。
それが生きてる人間と死を選んでしまった人間の違いなんじゃないんでしょうか。
生きる目的なんて、好きな〇〇の更新/新作まで死ねない、くらいの短期的なものでいいんです。
いろんな分霊箱を持っていたら、それが隙間をつないでいってくれます。
ヴォルデモートの分霊箱は生贄を捧げて作るものですが、現代の分霊箱は多数のアーティストたちが作りたくて作ってくれています。安心安全なので大いに利用したいです。

以上がヴォルデモート理論の概説でした。
適度な数と適度な依存で波にも負けない不死体になれたらいいなと思います。楽しい分霊箱ライフ。

お粗末様でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?