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07「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。

その7です。ここまでお付き合いくださった方は、何度も時計盤面デザインを目にされているので「ん?」とお気づきかもしれません。

ヒント:黄色い●の大きさ。

プペルの振り子時計-試作機04

お気づきでしょうか?
ちなみに上の画像は「ペットの振り子時計 専用木製台座」に設置した場合の宣材写真です。壁掛けではなく卓上で楽しみたい方にお勧め。
https://sdr.base.ec/items/6102052

もしも気づかなかった方のために、もう一度盤面だけ拡大します。

文字盤UP

(お気づき頂けた前提で)そうなんです。大きさを変えてるんですよ。
「え?それだけ?」って声が聴こえてきそうですが、コレ、実はとても大事なデザインポイントなんです。

ちょっと解り易い画像を用意しました。

黄色い●の秘密

お判りいただけただろうか?(何かそういう系のナレーション的に
判った方はおめでとうございます!
実は「えんとつ町の風景画」には目線を右上に走らせるポイントがいくつもあります。例えば「高架橋」「建物の向き」画中で一番高い右側の「螺旋階段の塔」etc. そして振り子の船も右肩上がりですね。

これらを踏まえて、その目線の流れを打ち消すことなく、そっと後押しするように、1時・2時~を示す黄色い●に大小の差をつけている。というのが今回のお話しでした。

さて、この7回目で「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話。は終了の予定。今回が最終回とします。
これまでお付き合いいただいた方に感謝します☆ありがとう。

note「その2。なぜこの絵を選んだのか?の理由」でもお話ししましたが、盤面に配した「えんとつ町の風景画」は絵本作家:西野さんにとって、その仲間たちにとって、絵本に留まらず、2020年12月公開予定の映画化や、その前後の展開を今後に控えた「壮大なえんとつ町の物語」に関しての重要なターニングポイントになった絵であることは確かです。
絵本「えんとつ町のプペル」は西野さんご自身の体験談であることはもちろんのこと、同時に「挑戦をしてきた人、全てにとって他人事ではない物語」だと思っています。
私がささやかながら自分の積んできたスキルで、彼らを支援できることがあるのなら今すぐ動こう!という気持ちでコラボdesignを手がけさせていただきました。
「えんとつ町のプペル 振り子時計」が同志の元に届く事を願っています。

※次回は「えんとつ町のプペル」振り子時計を作った人の話が地元情報誌に取材を受けました!のご報告回になるかと思います。いつになるかはまだ未定。良かったらその時またお会いしましょう。

2020年12月25日、公開初日に私も映画館に観に行きます。
とてもワクワクしてます!
映画えんとつ町のプペル公式HP
https://poupelle.com/

えんとつ町のプペル 振り子時計-BASE店
https://sdr.base.ec/items/36792162

minne店
https://minne.com/items/22840126

Yahoo!店
https://store.shopping.yahoo.co.jp/skdy/p-001.html

コラボ作品の販売の仕組みについて
関野絡繰堂では、コラボ作品は売れるごとにデザインフィーを作家さんに支払っています。
レッサーパンダ時計は地元動物園への寄付金を積み立てています。
本作は販売数に応じて西野さんのクラウドファンディング商品を購入予定です。
微力ながら彼らのチームを支援する目的も持っています。
現在、関野絡繰堂*BASEで、仲間の描いたデザインをTOPページにまとめています。こちらもぜひご覧ください。

関野絡繰堂*BASE-TOPページ
https://sdr.base.ec/

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