PSO2NGS シームレスで多人数のすごさ

二ノ国もまだ遊んでるなか、手が回らない感じですが国産MMOときたらふれないわけにもって感じで遊んでみましたPSO2。

まだほんのさわりだけど、楽しい!
移動も戦闘も気持ちよくて、割と早い段階で他プレイヤーと共闘ができて。
ああ、MMOあそんでんなーって気持ちになりました。

正式名称、「ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス」。
元々サービスしていたPSO2をバージョンアップした形をとって入るものの、プレイヤーは新規も既存もみんなレベル1からだし、システム周りも大幅に変わって新作って捉えていいと思う。

オープンワールドなフィールドでアクション性高めなバトルができるのが特徴。

よくあるウリ文句に見えるんだけど、詳細に見てみると実は今まで実現できてるタイトルってなかったんじゃないかな。

・途中でロードを挟まないシームレスなフィールドで

・不特定多数のプレイヤーと

・アクション性高く協力バトルができる

・グラフィック環境は最新かつ、プレイヤーの容姿は多種多様

実はMMOって古いタイトルだと結構、「ロードを挟まいシームレスなフィールド」っていうのは採用されてたりする。
それこそ私が最初に遊んだリネージュ、リネージュ2なんかはこういうシームレス方式だったね。

だけど、時代が進みグラフィックが高品質になるにつれこれを維持するのが難しくなった。
前にも記事で書いた気がするけど、FF14が最初にリリースしたときはシームレス方式をとっていたが、新生に作り変えるにあたって断念していた。

現在「FFXIV」が採用しているシームレスの概念は、MMORPGのマップ技術的には非常に難しいことをしています。1つのゾーンサーバーですべてのエリアをコントロールしているわけではなく、必ずエリアにはゾーンサーバーがあって、隣のエリアにいくと別のゾーンサーバーがある。しかしシームレスな方式では、このゾーンサーバーの境界線が目に見えません。このゾーンサーバーをシームレスにまたいで処理を行なうのは、とてつもなく難易度が高いのです。さらに見た目のシームレスにこだわった分、マップの仕様にも悪影響を及ぼしていて、繰り返しの印象が非常に強いマップになってしまっています。

俗に言うコピペマップ問題。
当時は散々叩かれてたけどシームレスを実現するためのやむを得なくって側面もあったわけだね。
新生ではそこをスパッと割り切ったと。


ただ実際にはPSO2NGSでも、何百人も同じ場所に、というわけには行かず一つのセクション(上記の表現でいうとゾーンだろうか)には最大32名までが入れるようだ。

ただプレイヤーは遊んでいてこのセクションを意識せず行き来するような感じになっている。
エリアの境目は一応わかるようにはなっているのだが、またぐときにロードも挟まなければラグもない。

スクリーンショット (63)

見えづらいけど左上に20/32という表示がある。
私がいるこのセクションは今20名プレイヤーが居る、ということなのだろう。

フィールドをあちこち移動するにつれ、境界をまたぐタイミングでいい感じに空いているセクションへマッチングさせる。
これによりプレイヤーはシームレスに移動しながらも多人数が同一空間にいるという実感を得ることができるのだ。

詳細な技術説明はまだ見れてないけど、概ねそういうことだと思う。

なんかとんでもないゲームが出てきたなという印象。
今後MMOを作ろうと思ったときの一つの指標になりそうだ。


オープンフィールド問題って技術的に難易度が高い割に、効力を発揮するのが最初だけってのが作る側からすると頭がいたいところだと思ってて。

どういうことかって言うと、みんなシームレスに動き回れると言っても一度探索したところに再び行く時とか、アイテム補充で街に戻るときはワープしたがるわけですよ。

そうするとMMOをプレイしている時間の大半はシームレスであることのメリットなんか関係ないわけ。
ただ、最初期の世界を探索している段階では、逐一ロードが挟まると没入感が削がれるのも事実なんだ。


最初の没入のために惜しみなく技術を投入する。
なかなか気が狂ったことやってんなぁって思いながら遊んでました。


PC、PS4、スイッチで無料で遊べちゃうので気になった人はダウンロードして遊んでみてね。



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