見出し画像

小さなお店の社会貢献

代官山にあるSketch Hair Salonは、代官山駅入口の交差点のそばにあるおしゃれな美容室です。
トップの写真は、真ん中がオーナーの齋藤さん、左がスタッフの茨木さんです。

こちらのお店には、以前Gift−Challenge事業で支援していた団体の募金箱を置いていただいていたこともあり、そのご縁からオーナーの齋藤さんにインタビューをさせていただきました。

募金箱を置いてみて良かったことは?

画像1

(上の写真は最初の募金箱を置いていただいたときのものです。)
募金箱を置いていると、いろんな人が興味を示してくれて、「これなんですか?」って聞いてくれる方が多かったですね。結構たくさんの人が興味を持ってくれたなという感じです。
自分にお子さんがいる方や、子どもと接する仕事をしている方が興味を持ってくれていたように思います。
お客様が身近な問題として捉えてくれたのは嬉しかったです。

私自身も、今までよりも色々な立場の人がいるということはわかっていても、何気に目にしていてもあまり考えていないことが、実はいろんな背景があって、社会の問題などについて考えるようになった気がします。

Giftとしては、募金箱を置いて回収した後に、その後その寄付がどうなったのかの報告を出して、お店に貼っていただいていたのですが、その報告について、寄付をしてくれた方はどんな感じでしたか?

反応はありましたよ!
やっぱり気になっているみたいですね。寄付をした後、自分ではなかなか興味持って調べるほどではないにしても、報告があれば見てくれて、わかってくれて、喜んでくれていました!

(募金箱を置いていたときの様子を熱く語る齋藤さん)

画像2

斎藤さん自身はNPOや社会貢献に対して興味はありましたか?

ヘアドネーションをもう8年前くらいからやっています。
最近はヘアドネーションがマスコミに取り上げられることも多いですね。ヘアドネーションをしている芸能人の方とかもここ何年かで増えた気がします。そういうことがテレビとかで流れると、ヘアドネーションができる場所を探してお店にきてくれたりしています。

小学生くらいの子が髪の毛を伸ばして、ヘアドネーションにきてくれました。
他のお店では男の子でもいるらしいです。
ヘアドネーションするには、けっこう伸ばさなくてはいけないので、男の子はすごいなって思いました(笑)

うちとしては髪の毛を提供するのとあわせて、売上代金を1人につき500円寄付しています。合わせると一人あたり800円くらい寄付しています。

ヘアドネーションはお店立ち上げて割とすぐに始めました。現在お店としてはオープンして12年目ですが、3年目くらいからヘアドネーションはやっています。
毎年6、7人の方がやってくださっています。

同じ人がまたしてくださることもあるのですが、美容室的には伸ばすのに3年くらいかかるから、あんまりありがたくないかな(笑)

(ヘアードネーションについての想いも熱心に語っていらっしゃいました。)

画像5

どんな社会になったら良いなと思いますか?


僕自身田舎生まれなのでご近所の人やいろんな人が深く関わって、すごく経験したかはわからないけど、近所の子どもの面倒を見るなど実際していた。
そこの家には子どもはいないけど、大人の人に遊んでもらったとか、それでなくても気にかけてもらっていたりとかそういう感覚がありました。

物々交換じゃないけど、畑で取れたからおすそ分けするという助け合いの精神とか。そういうのが、だんだん崩れてきていると思うので、いろんな形でもっと助け合える世の中になっていったらいいなと思っています。

都会では、逆になるべく関わらないようにしたほうがいいという流れじゃないですか。たとえば、知らない人には挨拶しないようにと言われたり。挨拶されたらするでしょ?僕はしますよね!
流石についていっていいとは思わないけど(笑)

普段から人と交流する機会がなくて、コミュニケーション能力が低い人が増えているのはそういうところに原因があるのではないかなと思いますね。
そういうのが少しでも減って住みやすい社会になったらいいなと思うし、もう少し豊かに生きられたらいいですよね。

隣に住んでいる人の顔もわからないっていう話も聞くし、
せめて隣の人とは挨拶できるような感じになったらいいなと思いますね!

みんなむすっとした顔して誰とも関わらないようにしている。ちょっと笑顔で接することができるだけでも、随分違いますよね。

このあいだのような災害があったときには、お隣がお年寄りだったら声をかけていこうかなと思いますよね!
(笑顔でのコミュニケーション大切ですね!)

画像4


仕事そのものが社会貢献

一般の人からすると社会貢献ってすごくハードルが高いですよね。

髪を切ることをすごい社会貢献だと感じたことがないですが、お客さんのライフステージの変化に立ち会えたり、気持ちを切り替えたいときなどに、笑顔で帰ってくれて職場とかおうちで明るくできたらいいですよね。

ライフステージの大事なポイントを抑えているありがたい職業ですよね!

高校生くらいから通っている人が、高校卒業して大学に行ってから成人式ときに着付けできてくれたりとか。プロポーズするときとか、挨拶に行くからちょっと暗めにして欲しいとかもある。そんな、重要な場面に関わらせていただくというのはありがたいですよね!

大事なライフステージで、誰でもいいのではなくて、ここに来てくれるというのは嬉しいですよね。

画像6

(大切な娘のライフステージの写真を見ていただきました。)

最後に、次の12年はどうしたいですか?


人を増やしてもっと大勢の人を素敵にしてあげられるようにしたいですね。
もう少し心に余裕を持てるようにしたい。もう少し大きい気持ちで関わりたいなと思う。

お客さん、スタッフ、家族という身近な人に対して優しい気持ちで接することができたらいいなと思います。もっと器の大きい人になりたいですね!

画像6

(ハロウィンのシーズンに合わせた置物の中に入っているアメちゃんがナイス!)


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

3
特例認定NPO法人Giftの代表をしています。Giftは「社会の隅々にまで希望が広がる寄付を日常に。そして文化に。】というミッションで活動しています。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。