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人のこころとからだ まとめ

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私たちの「こころ」や「からだ」について書いた文章をまとめています。こころとからだは、一つの現象の二つの現われであると思っています。人という営みは、個人のこころとからだを通して、多…
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#ファンタジー

ごっこ遊びに学ぶ

ずいぶん前に知人宅へ遊びに行ったときのこと、その家の五歳になる子どもと一緒に愉しく遊んだことがありました。 二人で家中をかくれんぼしながらコソコソと歩き回ったり、二階の廊下に一緒に寝転がって階段の隙間から見える台所のお母さんの様子をこっそりのぞいて、小声で「ママ、気づいてないね…」なんて内緒話をしたりして。 廊下に寝転がりながら顔を付き合わせて内緒話をしていると、何だかまるですごい秘密を共有しているようで、そんなことはまったく知らずに台所でいつも通りにご飯の支度をしている

乾くということ

1.冬の乾きこの季節、非常に空気が乾燥していますが、私たちのからだも思っている以上に乾いています。 肌が荒れたり、指先がひび割れたり、唇が切れたり、目が疲れやすかったり、頭が重かったり、気持ち悪かったり、痰が絡んだり、鼻水が出たり、手足が冷えたり、足をつったり、風邪を引きやすかったり…。 もし最近そんな変動があるのなら、乾きの影響が出ているかも知れません。 冬の乾きというのは、何故か私たちはあまり自覚できません。 夏に汗をかいて水分が足りなくなるのは「ノドが渇いた」

冷えと反感、熱と共感

「共感」と「反感」という2つのベクトルは、私たちの営みのあらゆるところで働いていて、そのどちらも非常に大切な働きを担っています。 たとえば私たちが何かを「食べる」ということは、食べ物を吸収して自分自身に取り込んでいるのですから、それは食べ物に「共感」していると言えます。 たいして私たちが何かを「考える」ということは、私たちの中にある漠然とした概念を、言葉として吐き出し、外側から客観的に捉え直すことですから、それは「反感」の働きと言えます。 シュタイナーの考えでは、幼少時

からだを育て、腰を育てる

1.手考足思昭和の初めに、ありふれた日用品の中に「用の美」を見出し、その価値を世に問うた「民藝運動」という活動がありました。 その民藝運動の中心となった人物の一人に、河井寛次郎という人がいるのですが、その人の言葉に「手考足思」というものがあります。 「手で考え、足で思う」とは、まさにものづくりを行なっている作家ならではという言葉ですが、シュタイナーもまた「手で判断し、足で帰結する」と似たような言葉を残しています。 一般的には、人間は「頭で考える」と思われていますが、思考

再生

holos.TALK 003【MOTOKO×井出武尊×山上亮】

以前出演したYouTubeライブ『holos.TALK』のアーカイブをシェアします。 『holos.TALK』は、前回ご紹介した『ホニャララLIVE』のMCである井出武尊さんと、ヒーラーのMOTOKOさんがゲストを迎えて行なっているオンラインLIVE番組で、こちらにもお声掛けいただいて出演いたしました。 番組では、「魔女」というキーワードから「おがくずの神聖性」「名も無き家事」「わざわざ手間を挟む」「笑ってごまかさない」「ファンタジーの必要」「自分で決意する」…などなど、さまざまなテーマへとトークが拡がりました。 けっこうしゃべりすぎてしまった感もありますが、私がふだんから考えていることをいろいろお話しすることができたかなとも思うので、ぜひぜひご覧になっていただければ嬉しいです。