BanG Dream! 2nd Season牛込りみに学ぶ 本当の自分の見つけ方
『BanG Dream! 2nd Season』を見まして。
元々ロゼリアの曲が好みだったので見始めたんですけど、他のバンドの曲もいいし、アニメとしても葛藤やすれ違いを乗り越えていく青春アニメとしてとても面白かったです。
そんな中でポッピンパーティーベースの牛込りみの考え方がこれからの時代必要な考え方だなーと思ったので備忘録にします。
(ネタバレを含みます)
自分のことを理解する自問自答の仕方
気になったセリフは『#10 R·I·O·T』のはじめ、花園たえが間に合わずポッピンパーティーが文化祭ライブに参加できなかった後のお話。
ここでりみは自分の部屋で「わたし、なにができるのかな?」と自問自答しています。これこそ組織心理学の先生ターシャ・ユーリックが21世紀の成功に必要な人生スキルとして提唱する「汝自身を知れ!」につながる問いかけなんですね。
ところで皆さんは自分自身のことをどのくらい知っていますか?博士のリサーチによると
95%の人は「自分のことを理解している」と考えている。しかし、実際の理解度は10〜15%のあいだにすぎない。わたしたちのアセスメント能力には欠陥があり、自分のパフォーマンスや能力も正確に把握することができない。リーダーシップの技術、学校の成績、仕事の生産性などを計測するのが大の苦手なのだ。
とのこと。人生で何が欲しいか、どのように行動すべきかって意外とみんな分かっていないんですねー(私も含めて)
じゃあどうすれば自分の事を理解できるのか。このためのスキルとして博士がオススメしているのが、「なぜ」ではなく「なに」で自問することです。なぜという質問はネガティブな感情をかきたてやすく、
・なぜわたしは何もできないんだろう
・こんなことになってしまったのはなぜだろう
なんて反すう思考で落ち込んでいきやすいんですね。
一方りみは「なにができるのかな?」とwhatで自問しています。なに?という質問によって、好奇心が刺激され成長思考になると博士も話しています。実際このあとりみは
・不安がっている山吹沙綾と一緒に登校する
・たえが謝ってきたことを許す
・お昼ご飯をみんなで食べるため沢山パンを買う
・主催ライブの新衣装のデザインを作る
という親切心の固まりみたいな行動をしています。これはりみが自分にできることを考えつつ、みんなで一緒にいることが大事だという自分の考えがしっかりしているからこそできたことだと思うんですよね。
まとめ
・「汝自身を知れ」は大切なスキルなんだけど実際はほとんどできていない
・「なぜ」ではなく「なに」で自問することで成長することができる
・りみちゃんマジ親切心の固まり
というお話でした。
以前「他人の役にたつことをするとメンタルが安定するコンパッションゴールって大事」って話をしましたが、りみちゃんはコンパッションゴール的にもスバラシイ行動ばかりしているので、私も親切になにができるか考えて行動したいと思った所存です。
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