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冬型栄養失調って知ってる?冬に不足しがちな栄養素と摂取方法

こんにちは、カシです。

今回は冬型栄養失調についてのお話です。

皆さん
冬型栄養失調
ご存じでしょうか?

冬型栄養失調とは
寒い季節に
体が
多くのエネルギーを消費するために
一部の栄養素が不足することをいいます。

冬型栄養失調の原因は
主に以下の3つに分けられます。

1体温の維持によるエネルギー消費の増加
2寒さによるストレスの影響
3食事の偏りと不規則な生活

それぞれ説明していきましょう。

まず、一番目の
体温の維持によるエネルギー消費の増加です。

外気温が低い冬には
夏に比べて
体内で熱を作り出すために
約10%も多くの
エネルギーを使っているのです。

このエネルギーは
糖質や脂質、タンパク質などの
3大栄養素から作られますが
その代謝には
ビタミンB群やビタミンCなどの
栄養素が必要なのです。

冬には
ビタミンB群やビタミンCなどの
栄養素が不足しやすくなっていきます。

続いて2番目の
寒さによるストレスの影響です。

寒い環境に身を置くことで
自律神経やホルモンの
バランスが乱れていきます。

寒さに対応するために
交感神経が優位になり
血圧や心拍数が上昇し
血管が収縮します。

これにより
血液の循環が悪くなり
酸素や栄養素の供給が不十分になります。

また
ストレスホルモンの分泌が増えることで
免疫力が低下し
感染症にかかりやすくなったり
炎症が起こりやすくなったりします。

さらに
ストレスは
神経伝達物質の分泌にも影響し
不安や憂鬱な気分になったり
睡眠の質が低下したりします。

これらのストレスに対処するためには
ビタミンB群やビタミンC
葉酸、マグネシウムなどの
栄養素が必要になります。

冬にはこれらの栄養素が
不足しやすくなります。

最後の3つ目は
食事の偏りや不規則な生活です。

冬になると食欲が増したり
暖かいものやこってりしたものを
好んだりします。

これにより
炭水化物や脂質の摂取量が増え
野菜や果物などの
ビタミンやミネラルが豊富な
食品の摂取量が減ります。

また
寒さや忙しさにより
食事の回数や時間が不規則になったり
食事を抜いたりすることもあります。

これにより
栄養のバランスが崩れ
栄養素の不足が起こりやすくなります。

この3つが
主な
冬の栄養失調の原因です。

では、
栄養失調により
どのような
症状が
起こるでしょうか?

冬型栄養失調になると
次のような症状が起こりやすくなります。

・ まぶたがピクピク動く
・口内炎ができやすい
・疲れやすく感じる
・外出時等に動悸がする
・傷が治りにくい
・髪がいつもより抜ける
・肌が乾燥する

などがあげられます。

これらの症状は
ビタミンB群、ビタミンC、鉄、葉酸
マグネシウム、脂質などの
栄養素が不足していることが原因です。

これらの栄養素は
体のエネルギー生成や代謝
血液や神経の働き
免疫力や抗酸化作用などに関係しています。

冬型栄養失調を防ぐためには
これらの栄養素を多く含む食品を
積極的に摂取することが大切です。

ここで
冬型栄養失調を防ぐ食品として
7つの食材を
おススメします。

一つ目は豚肉です。

豚肉はビタミンB1やB6などの
ビタミンB群が豊富です。

ビタミンB群は
エネルギーの生成や代謝に必要な栄養素です。

二つ目はニンニクです。

ニンニクは
ビタミンB1やB6のほか
葉酸やマグネシウムも含まれています。

葉酸は赤血球の生成に
マグネシウムは
血管や筋肉の緊張を
緩和する作用があります。

三つ目は 魚介類です。

マグロやウナギ、シジミやアサリなどの魚介類は
ビタミンB12や鉄などの栄養素が豊富です。

ビタミンB12や鉄は、酸素を運ぶ赤血球の
成分となっています。

四つ目は大豆製品です。

納豆や豆腐、豆乳などの大豆製品は
ビタミンB2や葉酸、鉄などの
栄養素が多く含まれています。

ビタミンB2は
エネルギーの生成や皮膚の健康に関係しています。

五つ目はミカンやイチゴ
などの冬の果物です。

冬が旬の果物には
ビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCは
免疫力を高める働きや
抗酸化作用があります。
また、コラーゲンの生成にも必要な栄養素です。

六つ目はアーモンドやナッツ類です。

アーモンドやくるみ、ピスタチオなどのナッツ類は
マグネシウムや脂質が多く含まれています。

マグネシウムは
血管や筋肉の緊張を緩和する作用があります。

脂質は
体の乾燥を防ぐ働きや
記憶力を高める働きがあります。

最後の七つ目は
生姜やスパイスです。

生姜やカレー粉、シナモンなどの
スパイスは体を温める効果があります。

体温が上がると
血行が良くなり免疫力も高まります。

また、
スパイスは
食欲を増進させ
消化を促進させる働きもあります。

以上の7つです。

冬型栄養失調は
寒い季節に
体が多くのエネルギーを
消費するために起きる
栄養不足の状態です。

冬型栄養失調を防ぐためには
ビタミンB群、ビタミンC、鉄、葉酸
マグネシウム、脂質などの
栄養素を多く含む食品を
積極的に摂取することが大切です。

先ほど
述べました
食品をバランスよく食べて
寒い冬を元気に過ごしましょう!

今後も「食と健康」
「無添加生活」
をテーマとして
配信していきますので
是非、参考にしてみてください。

皆さんの悩みが
改善できることを祈っております。

You Tubeにも投稿しています。

是非、参考にしてみてください。

カシの無添加健康チャンネル

https://www.youtube.com/@kashi-foodhealth


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