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冬に必要な栄養素 ベータカロテンの摂り方

こんにちは、カシです。

今回は冬の健康法で必要な
栄養素を取り上げてみました。

冬は寒さや乾燥によって
体の抵抗力が低下しやすく
風邪やインフルエンザなどの
感染症にかかりやすい季節です。 

そこで
冬の健康法として
ベータカロテンを摂ることを
おすすめします。 

ベータカロテンとは
にんじんやかぼちゃなどの
緑黄色野菜に
多く含まれる
赤やオレンジの色素の一種で

体内で
ビタミンAに変わる栄養素です。

 ベータカロテンには
次のような
体にいい効果があります。
今回は数ある中でも
三つ紹介します。

一つ目は抗酸化作用です。

ベータカロテンは
体内で
活性酸素と呼ばれる
有害な物質を
除去する
抗酸化作用があります。

活性酸素は
細胞やDNAを傷つけて
老化や病気の原因になります。

 ベータカロテンは
活性酸素による
ダメージを防いで
肌や目、免疫細胞などに
健康を保持します。

二つ目は免疫力の向上です。

ベータカロテンは
体内でビタミンAに変わります。
 ビタミンAは
粘膜や皮膚を丈夫にして
外部からの細菌や
ウイルスの侵入を防ぐ
働きがあります。

また、ビタミンAは
白血球やリンパ球などの
免疫細胞の
分化や増殖を促進して
感染症に対する抵抗力を
高めていきます。

今回の趣旨とは外れますが
三つ目は視力の維持です。

ベータカロテンは
体内でビタミンAに変わります。 

ビタミンAは
目の網膜にある
視細胞の一種である
桿体細胞に必要な物質で
暗いところでの視力を支えます。

ビタミンAが不足すると
夜盲症という
症状が起こります。 

夜盲症は
暗いところで
物が見えにくくなる病気です。

重症化すると
失明の危険もあります。

ベータカロテンを摂ることで
ビタミンAの不足を防ぎ
視力の低下を予防します。

以上のように
ベータカロテンには
抗酸化作用や免疫力の向上
視力の維持などの
体にいい効果があります。 

次にベータカロテンを
摂る量です。

ベータカロテンは
体内で
ビタミンAに
変わる量はほぼ一定なのです。

ベータカロテンを
たとえ摂りすぎたとしても
過剰摂取による
副作用はほとんどありません。

ただし
ベータカロテンを
大量に摂ると、
皮膚が黄色くなることが
あります。

これは
ベータカロテンが
皮膚に蓄積されるためで
健康に害はありませんが
見た目には不自然です。 

そのため
見た目を気にされる方は
ベータカロテンの摂取量は
適度にすることを
お勧めします。

ベータカロテンの
効果がわかったところで
実際に
ベータカロテンを
摂ってみましょう。

冬におすすめする
ベータカロテンを
多く含んだ食べ物は
何があるでしょうか。

 ベータカロテンは
緑黄色野菜や果物に
多く含まれています。 

ベータカロテンの
含有量が多い食べ物を
五つ紹介します。

一つ目はにんじんです。

にんじんは
ベータカロテンの
代表的な食べ物です。
 100gあたりに約8,000μgの
ベータカロテンが
含まれています。 

にんじんは
サラダやスープ
煮物などに使える
万能野菜です。 

また
にんじんは
調理することで
ベータカロテンの
吸収率が高まります。

 さらに
油と一緒に食べると
ベータカロテンの
脂溶性の性質を活かして
より効率的に摂取できます。 

にんじんの
人気レシピとしては
沖縄料理の
にんじんしりしりや
お子さんにも
好評な
にんじんのグラッセ
などがあります。

二つ目はかぼちゃです。

かぼちゃも
ベータカロテンが多い
野菜です。 

100gあたり約4,000μgの
ベータカロテンが
含まれています。

 かぼちゃは
甘みがあってコクがあり
煮物やスープ
パイなどに使えます。 

また
かぼちゃは
ビタミンCや
食物繊維も
豊富に含んでいます。 

かぼちゃの
人気レシピとしては
かぼちゃの煮物や
かぼちゃのポタージュ
パンプキンパイなどが
あります。

三つ目は春菊です。

春菊は
深緑色の
葉野菜の中でも
ベータカロテンが
多い食べ物です。

100gあたり約4,500μgの
ベータカロテンが
含まれています。

冬には
春菊のほろ苦さが
体を温めてくれると
言われています。

春菊は
鍋料理にするのが
定番ですが
他にも
色々な料理に
アレンジできます。

 春菊と油揚げのサッと煮は
おすすめです。

油揚げのコクが
春菊の苦みをやさしく包み
ほっとする味わいです。
出汁の旨味も
しっかり感じます。
これなら
春菊が苦手な方でも
食べやすいです。

四つ目はほうれん草です。

ほうれん草も
深緑色の
葉野菜の中でも
ベータカロテンの多い
食べ物の一つです。

 100gあたり約3,000μgの
ベータカロテンが
含まれています。

 ほうれん草は
サラダや炒め物
おひたし
スムージーなどに
使えます。 

また
ほうれん草は
鉄分やカルシウム
ビタミンKなども
多く含んでいます。

 ほうれん草の
人気レシピとしては
ほうれん草の胡麻和えや
ほうれん草のナムル
ほうれん草とチーズのグラタン
などがあります。

五つ目はパプリカです。

パプリカは
赤や黄色の色が
鮮やかな野菜です。 

100gあたり約2,000μgの
ベータカロテンが
含まれています。 

パプリカは
サラダや炒め物
ピクルス
焼きパプリカなどに使えます。 

また
パプリカは
ビタミンCやビタミンE
カプサイシンなども
多く含んでいます。 

パプリカの
人気レシピとして
パプリカのマリネや
パプリカのチーズ焼き
パプリカの肉詰め
などがあります。

以上のように
ベータカロテンを
多く含んだ食べ物は
にんじんやかぼちゃ
春菊、ほうれん草
パプリカなどがあります。 

これらの食べ物を
冬の食事に取り入れることで
体にいい効果を
得ることができます。

 ベータカロテンは
冬の健康法として
おすすめの栄養素です。 

ぜひ
ベータカロテンを摂って
冬を元気に乗り切りましょう。

今後も「食と健康」
「無添加生活」
をテーマとして
配信していきますので
是非、参考にしてみてください。

皆さんの悩みが
改善できることを祈っております。

You Tubeにも投稿しています。

是非、参考にしてみてください。

https://www.youtube.com/@kashi-foodhealth


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