小児橈骨近位部骨折

こんにちは、山田です。

子供には長い長い未来がある。

成人に未来がないと言っているわけではありませんが、成人に比べたら、子供の方がはるかに長い未来があります。

子供の成長期というのは、驚くほどのスピードで、体は変化していくわけです。

僕は、子供の外傷に携わらせていただくときは、毎回けっこうなプレッシャーを感じています。

というのも、自分のおこなった治療が、その子の将来を大きく変えてしまう可能性があるからです。

めちゃくちゃ責任大じゃないですか？

小児の外傷に限ったことではないですが、適切な治療をするには、まず外傷を見つけなければいけません。

外傷を見つけてはじめて、適切な治療がおこなえるわけです。

今回のテーマは、小児の 【 橈 骨 近 位 部 骨 折 】についてですが、個人的にわりと 見 逃 し や す い 外傷ではないかなと思います。

小児の肘関節特有の特徴なども相まって、スタート（見つける）段階から躓いてしまう可能性もあります。

なので、そんな個性的な小児の肘関節の評価の仕方を、小児の橈骨近位部骨折をベースに解説していきたいと思います。

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