夢の中身は何でもいい、具体的にしてはいけない

術理が変わりすぎるので箇条書きで忘れないように!と書いてみたものの、その後の展開も早く、ついつい言葉に残すのが後回しになっております。
やっと、半分まで来ました。

夢の中身なんてどうでもいい

魂と同じ性質を持つ夢は二つ合わさり、「いびつな〇」を作ります。
その形はダルマや鏡餅と同じ。
それが核となり、身体を作っていきます。重心に相当するのが夢であり、魂かもしれません。

研究心が旺盛になると、その夢とは何だろう?と知りたくなります。

「私には夢があるんです」

と言われたら「どんな?」と聞きたくなります。
しかし、そうじゃない!

中身なんてどうでもいいんです!!!

中身を聞けばそれに合わせて身体が変わります。
大抵の場合、夢の中身は夢そのものよりも細かいもの。
夢の中身を聞けば、身体の細かいところが変わります。
細かなところが気になると、せっかくの重心が安定をしません。

夢は夢のままで置いておきたいわけです。

サンタの袋

サンタの袋は何が入っているかわからないものです。
そして、それがまたワクワクさせてくれます。
今はネットで買い物を済ます時代。ひげまみれの爺さんが欲しいものだけを聞きに枕元に現れたなら、それは不審者です(笑)。
「大きな袋」を持っているからこそ、ワクワクした気持ちになれます。

探求には方向がある

むしろ、わからないままにしておく事が大切。
細かいところを問わないで置く事。これを私は学ぶ事が出来ました。
探求は楽しいものです。しかし、自然とつい、細かくなっていきます。

細かくなれば、それを活かして崩す事も出来ますから、いいのですが、曖昧なままにしながら探求をする、という道もあったのです。

この曖昧さを残した事が、さらに、その夢の「性質」自体を求める事が出来ました。
夢の中身ではなく、何で出来ているのか?
この問い方こそ、「身体性」。夢の身体、性質を求めるきっかけになりました。

夢を持たねば生きていけない

私たちには「身体」があります。
その身体には「重心」があります。
ネットの世界には身体は薄く、「意識」が強く働きます。ついつい、身体を忘れがちになります。
しかし、目が覚めれば必ず、ここに身体があるものです。

その身体は年々、主張を強くします。まぁ、病気にもなるし、怪我もする。日常生活すら変わります。
ただ、それを感じさせない社会システムがあります。
これまでの生活が続くという有難さはありますが、「観察」なき生き方になり、「身体の声」を聞く機会を奪っていきます。

いつかやってくるのです。
せっかくの人生、どうしたら楽しくなるのか。私はそれを探っています。
そして、どうやら「夢が必要」という事がわかりました。

しかし、私は「夢がない」者でした。
自分が何者かもわからないし、何をしたいかもわからない。好き嫌いがよくわからないです。
だからこそ、決して「逃げられない身体」を探る事が出来ました。好き嫌いではなく、逃げられないもの、それが身体です。

夢の育て方

その結果、夢が必要なんだ、たどり着いたわけです。50にしてやっと(笑)。
もし、昔の私がこんな事を聞いたなら、きっと、耳を塞ぐはず。だって、夢、わかんないんですから。

でも、今なら違います。その「夢の意味」が分かります。
起きている時の夢があるなら、それを持てばいい。私にはありません。
しかし、寝ている時にも夢を持っている、それが人間なのです。
大きな夢を持つには何をするか。
それは簡単、「寝ればいい」のです。

眠る前には「また明日起きたいなぁという夢」を持っているものです。
何度も寝れば何度も起きる事になり、その度に夢を確かめる事が出来ます。
中身の問題じゃないですよ、その大きさの問題です。

夢なんですから、どんどん大きくしていけばいい。
部屋のドアを開けたらアンドロメダ銀河が拡がっていたっていいし、弥勒菩薩が来ちゃった、と言っていてもいいんです。
現実の世界に夢を持つと、それが破れたり、叶わなかったりするとがっかりします。これは中身を求めているから。
身体的にはとにかく、重く、重心を求めていけばいいのです。

夢を手掛かりに身体を変える

ここからさらに、「変な世界」へと入ります。
夢はまだ、「存在するもの」です。
魂だってまぁそうでしょう。
この次は「存在するかもしれないし、無いかもしれない」、そんなものを身体でいかに実感をするか、というお話になります。

【不定期稽古】

「つくば稽古」
稽古日時:2023/3/26(日)13:00-17:00(入退室自由)
会場:つくばカピオ リハーサル室1
参加費:6000円
申込、詳細はこちらのページから

「川崎稽古」
稽古日時:2023/4/22(土)13:00-18:00(18:00 撤収、入退室自由)
会場:川崎市 宮前区「等覚院
参加費:8000円
申込、詳細はこちらのページから

「甲野善紀浜松稽古」
稽古日時:2023/4/8(土) PM4:30~PM8:00
稽古場所:浜松市福祉交流センター(フクシコウリュウセンター)
参加費:8000円
申込、詳細はこちらのページから

私の稽古はどこの稽古場も、基本もなければ、覚えなくてはいけない技もありません。ペアを組んで号令に合わせて行う練習もありません。気楽に、興味本位でご参加ください。

【定期稽古】3月の予定

3/3(金) 栄中日文化センター
3/3(金) 一宮中日文化センター
3/8(水) 名古屋稽古
3/10(金) 名鉄カルチャー名駅
3/11(土) 浜松稽古
3/12(日) 名古屋稽古
3/15(水) 大垣稽古
3/16(水) 浜松ロングヒーリング
3/17(金) 栄中日文化センター
3/17(金) 熱田稽古
3/23(木) 瀬戸ヒーリング
3/23(木) 犬山中日文化センター
3/24(金) 東山稽古
3/24(金) 名鉄カルチャー名駅
3/26(日) つくば稽古
3/28(火) 豊田中日文化センター

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