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7.City peel

平成初期のような夏らしさが戻ってきてほしいとは思っていたが、こんなカムバックは望んでいない。
なんなのだ、この連日の異常気象は。我々が何かしたというのだろうか。

・・・している・・・環境破壊に加担してはいる。
我々人類が便利さや過ごしやすさを求めた結果が、今の地球温暖化につながっているのは紛れもない事実なのだから。
とはいえこの暑さの原因はそれだけではないと思うのだが、そろそろ飽きてきたのでとりあえず湿気大魔神には早めに退散していただきたいところだ。

そんなことを言っている私もここへカムバしたのはいつぶりだろうか。
いい加減マメに更新できるようになりたい。

前回私の口内戦争について触れたのだが、進展があったのでここに残そうと筆を執った次第である。(キーボードだけど)

なんと、この更新していなかった間に右下知らず&左下知らず両者とも抜歯したのである。(パチパチパチ)
7月4日に右下知らず、7月31日に左下知らずを撤去した。
親知らずの撤去記念日である。(言い方ダサいな~)
両方とも横向きに生えていたので一筋縄ではいかず、粉砕しながらの抜歯となった。
そのため抜いた歯を記念に頂いて帰ろうと思っていたのだが叶わなかった。粉々の歯など要らんのだ。大臼歯!という歯が欲しかったのだ。

しかしながら、先生が手こずりながら抜いた歯を見たら、なんだかまるで自分が出産したかのような、生まれたての赤子を見ているような不思議な気持ちになった。なんなら愛おしさすら感じた。
ガーゼを噛み締めながら、何も世話してやれなくてごめんな、ほったらかしにして寂しい思いをさせて、虫歯にしてしまってごめんな・・・と心の中で懺悔することで口内血まみれゆえのふらつきと麻酔が切れてきたことでの微かな痛みを誤魔化していたのだと思う。今思えば。

そんなこんなであっという間に口内戦争は終戦を迎え、何事もなかったかのように食事を楽しめるようになった。
とはいえまだぽっかり穴が空いているので割と小さめの何かは跡地にダイブしてしまうのでなかなかに緊張しながら食事をしている。
食べることはやめられないのでね。

私の口内戦争を応援してくれたみんな、ありがとうな。
君たちのおかげで無事に元気にからあげクンを食べられているよ。
サンキューみんな。フォーエバーみんな。


そんな夏休み明けの一曲は、UNISON SQUARE GARDENでCity peelでした。
今どきの言い方で言うと、「エモい」です。エロいじゃないよ。
エロいのはサザンだよ。(好ましい)

ちなみにCity peelの好きなフレーズは、
「掛け違えたボタンのズレから心地よさがたまに生まれる
それを知らないまま大人になんかならないで」というところ。

私はそういう心地よさを感じられているのだろうか。

今日はそんなことをぼんやり考えながら帰ろう。


ではまた。

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