ヨーロッパ1人旅 旅行記④(スコットランド編)

少し日が空きましたが、ポルトガルを離れスコットランドでの日々を書いていきます。

日程:2/10-12

行程:ポルト→ロンドン→エディンバラ

ポルトから格安航空に乗って、スコットランドのエディンバラへ向かう予定だったのですが、前日にイギリスで起こった嵐が原因でなんと飛行機が1時間半遅延。12:30ポルト出発、14:40ロンドン到着予定だったのが、14:00ポルト出発、16:10ロンドン到着へと変更。しかも16:30に搭乗口が閉まる、ロンドン発エディンバラ行きの飛行機を買っていたので飛行機の中では気が気ではありませんでした。ロンドンに到着後空港内を爆走して何とか間に合ったと思って、案内表示を見ると「エディンバラ行き30分の遅延」の文字。ほっとして無事にエディンバラ行きに搭乗できました。

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ロンドンから1時間ほどで行けるエディンバラは、グラスゴーと並ぶスコットランド随一の都市。夏は涼しく、多くの観光客が避暑地として訪れるのですが、冬となると話は別。18:00ぐらいにエディンバラ空港に到着し、温度計を見ると2℃、しかもみぞれ。数日前まで、2月上旬なのに25℃もあったセビージャにいた僕からしたら、体がおかしくなりそうでした。翌日は吹雪。外に出てiPhoneで温度を見ると-8℃、体感温度-17℃、iPhoneも寒すぎて電源がつかず、完全に冷たい金属の塊となりました。


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さて、ここまではスコットランドがとにかく寒かったということしか書いていないですが、スコットランドも魅力にあふれたところです。大きく分けて2つ。まず、1つ目は、スコッチウィスキーです。スコットランドはウイスキーの名産地として世界に名をはせています。数年前のNHKの朝ドラでもウイスキーの名産地として登場しました。そんなスコッチウイスキーのことを学べる博物館「スコッチウイスキーエクスペリエンス」へ。中に入ると、ほのかにウイスキーの香りがします。まずはウイスキー樽型のアトラクションに乗り、ウイスキーの生産方法、過程などを学びます。その後ガイドの人の解説を聞きながら、実際にウイスキーを試飲することができます。そして、このウイスキーコレクション、世界最大級だそうです。お酒が好きな人はぜひ訪れてください。

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ウイスキーで体を少し温めた後は、2つ目の魅力、ハリーポッターの舞台をめぐります。ハリーポッターの作者J・K・ローリングは、この作品をエディンバラで書いたといっており、エディンバラは聖地となっているのです。まずは、エディンバラ城。朝の凍てついた空気の中のお城を見るのもいいですが、夜のエディンバラ城は、ハリーポッターの世界に出てきそうです。次に向かったのは"The elephant house"。ここはカフェなのですが、、まさにこの場所でハリーポッターは生まれたのです。1人で行くと、大通りの中にある普通のカフェなので見逃しそうになりますが、多くの観光客が来ているので、人だかりを見つければそこにあるとわかると思います。

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↑朝のエディンバラ城

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↑夜のエディンバラ城

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その他にも、エディンバラは近代経済学の父・アダムスミスを生み出した場所でもあり、彼の銅像も建てられています。

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イギリスに旅行に行くとなれば真っ先にロンドンを思い浮かべると思いますが、実はエディンバラはイギリス第2位の観光地。日本でいうところの京都に当たるかもしれません。次回はイングランドの旅行記を書きますが、イングランドでは味わえない独自の文化、青と白の世界、を味わうのも面白いのではないでしょうか。

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