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鬼滅の刃 無限列車編

2020年11月25日

ずっと我慢してて、歴史的快挙を続けている映画
「鬼滅の刃 無限列車編」
を観てきた。

前情報を可能な限り得ないようにして。

まっサラな状態で観賞。

予告で
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
が見られるかと思ってたけど、観れなかった。
まあ、東宝と松竹だからなー。

で、観る!!!

前評判から終始泣きっぱなしの、エンドゲームのような大感動作品を期待していたのだが。
テレビからの普通に続くエピソード映画だった。
言うなれば映画と言うよりテレビ映画だ。

原作通りの続き物なんだから当たり前なんだけど
このスタッフ達が、映画として特別な作品を作ったわけではない事が伝わってきて、そして、そんなテレビの特番のようなエピソード映画が、今空前なヒットをしていること事態がとても不思議で、今の時代を表している現象なのかもしれないと感じたのだ。

観る。

予想外に普通に始まる。
映画館のせいか、多分テレビで笑えるノリもやや身構えてて然程笑いにまでならない。

やがて、物語の流れに慣れてきていつも通りな感覚で見れるようになる。

普通に楽しめる物語展開。
普通に楽しい。
でも、普通なのだ。

まるてテレビ番組を観ているよう。

そこに違和感がある。
しかし、それは敢えて演出としてそうしているのかもしれない。

前評判で大作な印象操作されたせいで、普通であることに俺の心が肩透かしを食らっている現状だろう。

途中でテンポが落ちるので、少し集中が乱れるが、後半には盛り上がっていく。

ラストはまさかの予想外な展開。
その展開に作者の天才さを感じてしまう。

そして、これで終わり?
と思う、まるでテレビの様に終わっていく。

まあ、よく言われている煉獄さんの為の映画として演出されていた。

子供のシーンは泣けるね。
やっぱりおじさんになったからかねー。

でも、全体的には普通の戦いだったので、言われているほど泣けなかったのが、少し残念だった。

別に面白くないとかでなく、俺が前評判に踊らされて、自分の中に別のイメージと期待を作ってしまったせいで、それからズレた分をシンクロさせられなかったせいだ。

今度は完全オリジナルな劇場版ってもの観てみたいなぁ。と思いましたとさ。

それが日本最速で動員数を伸ばしている映画を観た感想でした。

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