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要はぼちぼちやっていきたいってこと

職場の上司の働き方を見て感じた将来への不安。
結婚して家庭があっても,妊娠出産するときも,子どもがいても,
果たして働いていけるのだろうか。

どうしても休まなければならないとき,例えば今の私みたいに精神疾患にかかって会社にいけない,だとか,親の介護をしなければならない,であるとか,出産前後は動けない,だとか,そういうときは休みやすい会社であると思う。

もちろんそれに越したことはない。

でも,人生は,そんな急ブレーキして急停車するような出来事ばかりではなく,淡々と様々なことが起こっていくわけで。

心には波があるだろうし,ちょっとした喧嘩もするだろうし,子どもはすぐに大きくならないし,日常生活にもたくさんちょっとした困難がつきまとってくる。一人暮らしでも毎日踏ん張って生きている感じがするのに,家庭を持ったら尚更だろう。

遅くまで残業しないとまわらない,お迎えにいってもまた会社に戻ってこなきゃいけない,そんな働き方は私にはできないかもしれないと思ったとき,心に暗雲が立ち込めた。

将来への不安でいっぱいになった。
今年26歳,自分の生き方を考えたときに,10年後,35歳の自分に靄がかかって見えなくなった。

私はなんのために働くのが心地いいのか。
仕事が楽しくてそれしか見えない状態がベストだろう。
今会社に残って遅くまで働いている先輩方・上司も中には楽しいからやっている,やりがいがあるからやっている方も多いだろう。
でも,そんな楽しい仕事なんてそうそう出会えるものでもないから,第二の選択肢としては,生活できるくらいに働いて,あとは自分の好きなことに没頭する人生もいいかもしれない。

私はこれまで10年間,今の職業につくために勉強してきた。正直めっちゃ楽しかった。充実していた。どれだけ徹夜しても最後には苦じゃなかったと言えるくらいに面白かった。でもそれはあくまで勉強であったからで。

学びと社会は別物なんだなと感じる。あんなに楽しかったことが社会的責任を帯びて苦しくなっている。

考えすぎてしまって,どこまでも自分の責任にしてしまう私にとっては少々荷が重い。自分の考え方を変えるには時間が必要だろう。

それまでは,ぼちぼちやるしかない。一旦離れて,ぼちぼちやりたい。

でも,ぼちぼちってどうしたらいいんだろうね。



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