日記【日記R6.7.16】
ところでこの日記は、ある後輩さんがnoteに日記を投稿されているのを見て感化されて始めた。
その後輩さんは実にたくさん小説を書いている。えらい。書いている人間が一番すごくてえらい。僕はこのところ何も書けていない。死。療養中でとかいろいろ言い訳をしようと思えばできるのだが、そんな風にして得た納得に何の価値がある。
日記は、何でも良いから少しでもまとまったものを書いた方が良いだろうと思ってはじめた。
まとまった日記を書くと、だらりとツイートをするよりも心地が良い気がする。予後が良い、という感じ。二度寝をするとそのときは実に幸福だが結局あとの寝覚めが悪くそれを一日中引き摺る、といった感じがツイートにはある。
昨日、『ととせはたとせ』という卒業制作で書いた小説をちょっと編集(単純な誤字とかルビとかの修正)してnoteとカクヨムに投稿した。
両親の離婚というできごとを中心に主人公の半生を描いた、半分くらいは私小説である。150枚あるのをそのまま載せてしまった。気が向いたら読んでもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです。
『ととせはたとせ』は実質ひと月かからないくらいの速度で書いた。正直これは病的なペースだったと思うが、とにかくもう少しは書けるように調子を戻さなければ、と思う。
書けない。というのは、うまく息ができないとか、自分の形を保てないとか、そういう苦しさや不安感が、僕にとってはある。
コミケへの参加も、今回はサークルの方に相談して編集担当としていただいた。早速原稿が上がってきたので楽しく読みつつ編集作業に入っている。せめて自分は書けないまでも、文章からは離れない場所にいたいと思う。
昨日のことを堂々と日記に書くな、というのは御尤もである。
この日記、本来は今日の調子、病状なんかを把握したいという目論みもあったのだが、いまのところ内容には一両日くらいの時差がある。なんならときどき脚色もしてある。実質は出来の悪い私小説である。
でも一週間分くらいを均らして読むとだいたいは自分の調子が把握できるんじゃないかとも皮算用している。
そのためには二、三ヵ月くらいは書き続けなきゃだめだな。
頑張ります。
おわり
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