本棚の本は何順に並べるべきか【日記R6.7.15】
引っ越しに伴って本棚の整理をした。
本棚の整理というのは難しいものだと思う。僕は部屋なんかもすぐに散らかしてしまうたちなので、輪をかけて難しい。
どうせすぐに使うんだから、その辺に置いておく方が効率が良いだろうとか思ってしまう。そうすると大抵、どうせすぐに使わないものの場所がわからずに困ることになる。
洗濯物なんかも、時間をかけて畳んで、タンスにまで入れる意味がわからない。ワイシャツなんかは掛けておけば良い。後は山積みでも何も困らないだろうと思ってしまう。
でもシワになっちゃうでしょ。とか言う人がある。部屋着やパンツなんかがシワになっても困らないだろうと思う。パンツがシワになっても困らない人生って、もしかして寂しいものだろうか。どうせすぐに使わないものなので、あとでひどく困ったりするかもしれない。
みんな本棚にどのような順序で本を並べていくのだろうか。サイズは棚に合わせるとして、そのあとは作者順だろうか、年代順だろうか、好きな順だろうか。
僕は油断しているとすぐに読み終わった順に並べてしまう。作者も年代もめちゃめちゃである。サイズすら背の高さががたがたで怪しい箇所ばかりとなる。
机の上も同じことで、読んでいる本とか資料とか書類とか、ペンとか名刺とかICOCAとかピースライトとか、何でもかでも使った順に置いてしまう。
けれども読み終わった順というのは、実を言うとしっくりくるものである。読み終わった順とはすなわち、僕の頭に入った順ということであり、僕が学んだ順ということであり、つまり僕の本棚は僕の日記とか記憶とか人生とかと一般である。
そんなことを言ってちっとも片付かない。
おわり
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