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Superfly(@Asueアリーナ大阪)について

洋楽(ただし80年代初頭まで)と、クラシック音楽、オペラを愛好する僕にとって、J-POPというのは、あまり馴染みのないジャンルである。

それでも、是非ともライヴで聴いてみたいと思う女性アーティストが前々から、2人だけいる。MISIAとSuperflyである。どちらも圧倒的な歌唱力の持ち主である。

このうち、MISIAについては、21年11月、大阪フェスティバルホールでひと足先に聴く機会を得た。当初は同じ年の5月に予定されていたコンサートがコロナ渦で延期となり、半年後に振替えコンサートが開催されたのであった。

今回、残るもう1人のSuperflyについても、ようやくライヴで聴く機会を得た。こちらも、MISIAのようにコロナが原因ではなくて、体調不良が原因で、本当は昨年10月のライヴを予定していたのが、一旦中止となり、約半年遅れで実現したものである。

場所は、Asueアリーナ大阪。このアリーナに行くのは、今回が初めてである。所在地は、大阪市港区であり、地下鉄の中央線「朝潮橋駅」が最寄りとなる。旧名は「大阪中央体育館」とあった。まあ、いずれにせよ、僕にとっては、こういう用事でもなければ、ほぼ足を踏み入れる機会のないエリアである。

Asueアリーナ大阪は、収容人数が約10千人とのことであるから、大阪フェスティバルホール(収容人数 3千人未満)に比べれば、ざっと3倍以上の収容人数ということになるが、さいたまスーパーアリーナ(収容人数 37千人)、横浜アリーナ(収容人数 17千人)と比べるならば、アリーナとしては、比較的、小ぶりな部類ということになろう。今回は、先日のクィーンと違って、アリーナ席であった。前から50列目くらい。ステージはわりと近くに見えた。

当日のセットリストについては、ネット情報を参照されたい。Superflyのファンというわけでもない僕にとっては、馴染みのある楽曲は、2曲くらいであったので、先日のクィーンほどには没入できず、ちょっと残念であった。

周囲の観客は、わりと年齢層が広め。僕のような中高齢者もいるし、若い人もいるといった感じ。ファン歴についても同様である。僕と同じように、あまり乗り切れておらず、戸惑っている人も少なからず見受けられた。かと思えば、ほぼ全曲、一緒になって歌っているようなコアなファンもいた。

アリーナ席は、僕のようなオッサンにとっては辛いものがある。周囲の観客は総立ちなので、せっかくの良席なのに、前の人に立たれてしまうと、僕も立たないと何も見えない。でも、立ちっぱなしは辛い。座りたくなって、席に腰を下ろすと、ホントに何も見えないのだ。

スタンド席を見ると、わりと座っている観客もいた。スタンドは傾斜になっているから、仮に前の人が立ち上がったところで、ステージがまったく見えないということはないだろう。

僕のような横着で若くない人間にとっては、アリーナ席は大敵である。

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