日本サッカーのフォーメーション
中国に0-1で勝利! セルジオさんと松木さんのライブ解説面白かった!
私は試合の結果とゴールシーンしか見てませんが、中国のモチベーションは低かったみたいです。 でも勝ちは勝ちです。
今日はフォーメーションについて書きます。
4-2-3-1システム
ディフェンス(DF)4人 その内、中央のセンターバックと呼ばれる選手が二人。 サイドバックと呼ばれる選手が二人が配置されます。
日本の場合このサイドバックがかなり重要になります。
ミッドフィルダー(MF)5人 その内下二枚がディフェンシブハーフ(ボランチ)(守備型)と云う配置になります。 その上3枚がオフェシスハーフ(攻撃型)
となります。 中央上の一人は(トップ下)(シャドーストライカー)などと呼び、左右にいる選手を(ウィング)(サイド)と呼びます。
日本の場合ある一定の基礎ステータスを持ってないと務まらない。
それがデメリットを生んでいたりもしますが…。のちのちお話します。
フォワード(FW)1人 センターフォワード(アッタカー)(ポストプレイヤー)(ストライカー)になります。 日本においては、主にポストとして役割が強くなります。ここは抜けだす選手より、キープする選手が必要。味方が上がる時間を作る。
4-2-3-1ですが、簡単に云うと4-5-1です。 この時点で攻撃的チームか守りのチームかは解ってしまいます。 点取り屋が居ませんからね…。
ここから4-5-1と書いていきます。
2006-8月にオシム監督になった際に採用したフォーメーション
もう既に日本にとっては、少し前のイングランドの4-4-2ばりの伝統のフォーメションになっています。 長く続くことでメリットもありますが、デメリットも発生します。 メリットはフォーメーションが決まっているので、自分がそのポジションに入った時、同う動けばいいかすぐ解る。 小さい頃からテレビで見ている訳ですし、招集されても戸惑う必要は少なくなります。
デメリットは永く使ってるので、攻略しやすい。
ピッチ内ではポジショリングや配置交換で、常に変化はしていますが、基本的にはそのポジションに戻り、ゲームを組み立てていきます。
4-5-1
このシステムはもう15年使用されています。 他国の監督なら日本が負けた試合をみれば、どこを崩せば攻略できるかはすぐでしょう。
日本のフォーメーションにおいて重要なポジションはズバリ、ボランチとサイドバックです。 中盤でボールを奪いサイド展開、クロスからワントップもしくは2枚目のシャドーストライカーを使い得点に繋げます。
そこで必要なのがサイドバックのオーバーラップとスタミナです。 次にボランチのボールを奪ってからの前線への繋ぎ、危ないと思う所にひたすら当たって行くので、ここもスタミナが必要です。 スタミナが無くなると前線の選手もカバーで守備に時間がさかれます。 ってことは、バテた後半は全然攻められないで、防戦一方になってしまうのです。 トップの選手を変えてもサイドバックとボランチが代わって無ければ、結果誰を入れても同じ作業になってしまいます。
オシム監督の時はひたすら走っていました。 特にワントップが相手DFを追い回すのをよく見ました。巻選手や岡崎選手が得意としているスキルです。 この時のフォーメーションで戦った選手はかなりスタミナ付けたと思います。 走り続ける事で成立したシステムだったので…。 長友選手が始めに使われた理由はスタミナです。 だから今でも使われています。 右の内田選手が変えられる事はあっても左サイドは少ない。
しかし、2010年ワールドカップで岡田監督は、このシステムを使っていてはいずれやられると考え、 中盤5枚を高い位置でフラットで使い、その真ん中にリベロとして阿部選手を起用しました。 ずばり当たったのですが…。
中盤のボランチの仕事が減ったので、スタミナと集中力が維持できたのと、後もう一つは阿部選手がフリーキックも上手い選手で、パスだけでなくミドルシュートも制度が高いという武器がありました。 この時ボランチは遠藤選手等だったので、みんな正確なミドルを打てた。
ザッケローニ監督の時はパス数を最小限にゴールに向かう、ハリル監督はメンタルとフィジカルを強く叩き込んでいきました。(フランス絡みの監督はこの質なのかな?)
森保監督はこれといって今のところ特化した特徴は見当たりません。 ある意味選手任せ…。
今現在日本代表を見ていると、パス回しがやたら多く、しかもそのパスでミスを作り失点等をしてしまい。 点を取られた後のメンタルの沈み方はかなりのものを感じます。だから、無失点を目指してしまう。負けない事にはなるのですが、一発逃げ切りされる可能性も高い。 点が取れないので、ひたすら守るが癖になっているのが現状です。 ただ、勝ち点で並んだ際に得失点差があるので、点を決めてないチームはかなり不利です。
パス回しが多いのはスタミナ維持なのですが、その間は攻めてるとは言えない。 ボクシングではないので、減点等は無いのですが、見ている方は勝てる気はしません。 試合は90分と決まっていますし…。
選手を入れ替えて緩急つけるのも有りなのですが、いっそサイドバックと云うシステムを一度やめてみてもいいのかも知れない。
3-5-2システムが、いま日本の選手をフルに使えるフォーメションじゃないかなと、私は考えてます。
FW久保選手と南野選手とかでトップ下も誰が入っても機能すると思うので、前の3枚にキープ力と突破力があれば攻撃力は上がるんじゃないかと思持ってます。 DFも元々2枚で機能してたので、攻撃時、一人が中盤まで上がってミドル狙ったりとかも出来ると思います。
あくまでも私の意見です。 ただ今回、森保監督はここは変えないと思います。 選手間の流れで変える方向でしょう。 練習不足で連携が一番取れてないのですが…。
ちょっと短いですが、また機会あれば書けたらと思います。 へたくそだけど、私も頑張ります。
観覧して頂きありがとうございます。 頑張れ!ニッポン!!
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