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渡米して1年半経った息子の英語力について。

あっという間に1年半が経ちました。日本で幼稚園に通っていた息子も1年半現地の小学校に通って、だいぶ変わってきたなと感じるので、どんな様子か書いてみようと思います。

<渡米前>
元々幼稚園の年長さんの終わり頃に渡米して、現地校の1st grade後半から入学しました。渡米することはわかっていたので、日本で英語教室peppy kidsに約4年半通っていました(1歳半から6歳まで)。週1回のレッスン、最初の半年は親子クラスで一緒に歌ったり踊ったり、2歳くらいから?子供だけでのレッスンになりました。おそらく家でもCDを聞かせて、一緒にテキストブックを予習復習したりしていたら簡単な会話くらいはできるようになったのでしょうが、ワンオペフルタイムでそんな余裕はなく、週1回通わせるだけで精一杯でした。ただ、外国人の先生のレッスンもあったりするので、外国人の雰囲気に慣れたり、少しでも単語とか簡単な挨拶とか会話とかに耳が慣れて、アメリカに行った時に拒絶反応がでなければいいなくらいに割り切っていました。そういう意味では目標は達成できたと思います。

<ニューヨークで1st grade半年間。>
有難いことに日本人がたくさんいる地域だったので、クラスの半分が日本人!(笑)もちろん先生はアメリカ人だし、授業も現地の授業なんだけど、アメリカで生まれ育ってる日本人のお友達が通訳してくれたり、優しいお友達が仲良くしてくれたので、全く嫌がることなく、現地校に馴染めました。日本人が多いと英語の上達が遅れるとは聞きますが、今後長くアメリカに住むことになる息子にとっては、小学校で楽しく過ごしてくれることが1番だったので、すごく良かったです。ちなみに、小学校が3時で終わってしまうので、小学校でそのままやってくれるアフタースクールも恐る恐る週2回から開始してみました。アフタースクールになるとさすがに日本人が少なかったのですが、タブレットでゲームしたり、遊具で遊んだり、英語がそんなに話せなくてもなんとかなっていたようでした。Can I have one?と言ったらおやつをもう一つもらえるという学びもありました(笑)
また、今でもありがたかったなと思うのがESLの授業。1年生ということもあって、アルファベットの並び方による発音の違いを学んでいました。これを学んだことで、知らない単語でも大体読めるようになっています。すごい。あっという間に発音だけnativeだし、子供の素直な耳には驚きです。
ー個人的に家でやっていたこと。ー

「子供はほっといても英語にすぐに慣れるよ〜」と先に留学渡米した先輩から言われていたのですが、親がサポートすることで少しでも英語のストレスを減らしてあげたい!という思いがあったので、家で少しずつworkbookをすることにしました。最初はKindergartenから。地道にアルファベットを一緒に書いて覚えたり、アルファベット毎に簡単なwordを覚えて書けるようにしたり。毎日10〜15分ずつから開始しました。こういうworkbookを使うと、その学年の子供がどの程度のことを理解しておけばよいのか、親としても理解できるので良いです。学校で何をしているのか、持って帰ったプリントだけでは謎なことが多いので…。ちなみにKindergartenのworkbookは夏前までには終了したので、1st gradeのworkbookにステップアップしました。

<LAで2nd gradeに進級。>
1st gradeを半年しかしてなかったのですが、8月からLAで2nd gradeになりました。日本では1年生になったばかりの年。不安でいっぱいでしたが、明るくて優しいベテランの担任の先生と、クラスに数人いてくれる日本人のお友達のおかげですぐに馴染めました。夏休み1ヶ月半みっちりサマーキャンプに行かせていたこともあって、現地の子とも簡単な日常会話をしたり、授業で先生が言っていることもそれなりに理解できるようになっていました。
毎週英単語のテストがあったのですが、親の私達も見たことがないような単語があったり、日本語に訳してもその意味がこの年の子に理解できるのかな?と思うようなものもあったりしました。ただ、spelling testなので、耳が育った息子にとっては、単語の意味がわからなくても、発音を聞けば大体のspellは書けるという状態で、意外となんとかなりました。(逆に、テスト勉強のために私が間違った発音で読むと、単語を書けないということもありました…泣)
ESLの授業もあったはずですが、NYの時のようにはっきりとした全貌がつかめないまま1年が経ちました(笑) 一応何かしらやってたみたいですが、どんなことを教えてくれていたかは不明です。ただ、定期的にwritingとかlisteningのテストはしてくれていて、全体の中でどれくらいのレベルなのか、どれくらい成長しているかをチェックしてくれています(この結果表がまたわかりにくい…)。
算数について。足し算とか引き算とか計算自体は理解もしやすく問題ないのですが、慣れるまでは問題文の理解が難しいので(算数というより語学の問題)、宿題や持って帰ったテスト、workbookを使って、一緒に読んで理解できるまで繰り返しました。時間もかかるし、わからない問題が続くと本人もストレスでイライラしてくるのですが、励ましながら乗り越えました。
ー個人的に家でしていたこと。ー
夏休みもworkbook(1st grade)を継続し、2nd gradeの前半で授業に追いつきました。ここまで来たら、workbookが予習復習にもなって進めやすくなりました。
あと日本と同じく2年生で掛け算が出てきます。日本語の補習校では1年生ですが、せっかくなので現地校で掛け算が始まったタイミングで九九を覚えてもらいました。

この夏からあっという間に3rd gradeになった息子。英語の授業にも宿題にもそれなりについていけるようになりました。もちろん、宿題をしていてわからないところ、一人でできないこともたくさんありますが、現地の子も新しく習うことなんだから同じでは?と思う感じになってきました。最近では、英語でいろんなことを学んでくるので、それを日本語で説明する方が難しいらしく、ルー大柴風なこともしばしばあります(笑) 日本語は日本語で学びつつ、それぞれの知識をリンクさせる作業もいるのだなと実感中です。

日本語を維持しながら現地校の学習にもついていけるようコツコツ勉強していくことは本人にとっても親にとっても非常に大変ですが、将来アメリカに残るとか、日本に戻るとか、本人が希望する道に進められるよう、今のうちからできることは地道に一緒に頑張っておきたいなと思っています。

日本語の学習についてはまたの機会に書きたいと思います♪

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