地方への移住
プロローグ
2022年5月。私は、事業継承の相談や地元企業への面談などを受けるため、北陸のとある自治体に居た。
2020年4月から始まった緊急事態宣言。その時わたしは某大手転職支援企業にて基幹システム運用をしていた。同年3月末、急転直下で業務委託を含めた全社員が強制的に在宅ワークに切り替わり、私も在宅ワークにて仕事をするようになった。
ただほかの人たちと違い、幸いにして私はNPO法人の活動としてたまに週末は遠出できる立場にいたので、一応引き籠ってひたすら我慢することなく、氣晴らしは出来ていた方だった。
しかしそれでもイベントなどは中止に追い込まれてストレスがじわじわとたまり始める。そんな中でふつふつと湧き上がっていた感情が、地方に出て働くというものだった。
ただどうせやるのだったら、ワーケーションという働き方ではなく、思い切って地元企業へ就職して地域と密着してやろうと考えていた。
ではどこへ移住しようかと考えた結果、10年来付き合いのある悪友の地元、某北陸の都市を選ぶことにした。
その関係で、5月にそこを訪れてお話を伺ったり面談を受けたりしていたのである。
その結果、事業継承というのは自営業や個人事業主としてのノウハウがない私がやるにはハードルが高いっという結論に至り、断念。
地道に移住先で職を見つける選択をする。
幸いなことに一次請けの会社ではあるが、移住先では大手の企業に就職。
【2023年5月26日 追記】
そしてあれから丸一年。
職場はIT関連で官公庁の基幹システムの保守運用をやっているが、東京とは違って思いやりある人達に囲まれ、良い感じにやっている。
住まいも、知人の紹介で街中から離れたシェアハウスに移住することができ、安く住める代わりとして山作業やシェアハウスの草取りをする契約をして、おもに草取り・草むしりをする生活をしている。
つまりは、平日はITの仕事、土日は草むしりをする生活。多少なりとも仕事のストレスなどを感じた時に、庭の草むしりをしてアーシングしてリセットする。そんな毎日を過ごしている。
結果として、地方移住は大成功というのが、個人的な感想である。
今後、この生活での氣づきなどがあったら、こちらのNoteにて展開して行こうかと思います。
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