時間と空間を操る「量子力学的」習慣術
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
はじめの一行で、本書の目的が明確になっているという事で、わかりやすい「はじめに」になっています。
そして、悩みごとを列挙し、そこに対応してますよ、というパターンは王道ですね。
本書は全体を通して読みやすい文体で、量子力学なんて言葉が出るとアレルギーを感じる方もスルッと読めるのではないかと思います。
本書の内容
見えている世界は本当なのか?
人も、物も、すべてのものが、ミクロの世界では粒の塊。
その粒というのは、誰しも、なんでも、同じものからできていると言います。
でもって、その粒というのが不可解な動きをする。
粒のようで波のようで、人が見ているときと見ていない時の状態が違っていて、なんていう不思議。
そんな粒が発する振動は、周囲にも影響を与える。
この辺りが、いわゆる引き寄せと絡んでくる、というのが本書の考え方です。
この粒の振動が高まるのが、いわゆるポジティブな感情の時。
私たちはそういう振動で影響を与え合っているので、よい場所や良い仲間と集おうなんていう話が出ています。
特に私がなるほど、と思ったのはこういったお話。
たとえば、レントゲンって身体の中が映し出されています。
それはなぜかというと、X線という特殊な周波数の光が身体の中を抜けるってことですね。
光もまた粒なので、この皮膚を突き抜けて通っていくわけです。
ということは、私たちの目には見えないけど、透けて向こうが見えるような光の行き来はあるわけです。
となると、目の前に「ある」と思っているものが、本当に有るのか?とか、あるとしてもその向こうが見えないと思っているものも、実は見えているんじゃないか?とか面白い世界観がそこに広がります。
たとえば、悟りの一つの考え方の中で、「物ごとをありのまま見る」という話があります。
それは、つきつめると、すべてのものが雲のように見えるということ。
それがありのままの世界だとしたら、それはなかなか面白い情景ですね。
粒の集まりはコントロール可能!?
そんな極小の粒でできた世界。
その集まりが世界だとしたら、案外それを返還することは難しくないような気がしてきます。
スプーン曲げひとつとっても、固い金属としてみればなかなか曲がらなさそうですが、粒の集まりだと思えば曲げられそうな気もします。
人はそういった考えを電気信号で起こしているわけで、それらは自分の内部のみならず、外部の粒にも影響を与えるそうです。
その結果、世界を変えることができるのかもしれません。
本書では実際に著者が経営する塾で、子どもたちに詰め込みをしなくとも成績がぐんぐん上がっていった事例なども紹介されてイアス。
とても興味深い話です。
いやーーー、読書って素晴らしいですね(^^)/
ちなみに私はこんな本書いている人です。
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