Mr. 都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
本書のまえがきは、本書のような出来事が、まさに身近で起こりえますよ、いえ、おこってますよ、ということを伝えることで恐怖感を増すことが目的でしょうか。
日ごろの何気ないワンシーンの中に、不思議な話は潜んでいて、それを私たちは幸か不幸か見えずに通り過ぎていることもあるようです。
そんなゾゾゾと思わせるようなはじめにからのスタートです。
本書の内容
テレビ番組のノベライズ
じつは買ってから知ったのですが、どうやら本書はBSテレビ東京で放映された番組がもとになっている本のようです。
声優による音声劇を小説にまとめたもの。
それらしく、内容は、どちらかというと「世にも奇妙な物語」をほうふつとさせるようなもので、正統派な怪談あり、不可思議な話あり、と、一本一本は短い話ですが、余韻を残すような作りになっています。
説明文によると、1話につき5分検討で、24話が収録されています。
この短さはとてもありがたいというか、本当に隙間時間でサクッと読める一冊。
短い文、内容もそんなに込み入ったものでもないので、ヒマつぶしには最適です。
タイトルリストは以下の通り。
むしろこの短さだと、心霊的怪談的恐怖感のある物語よりむしろ、人間の狂気的な内容のほうがより強い印象を残したな、というのが個人的な感想です。
関さんだから、都市伝説の謎解きがあるかも、なんて勝手に期待していた私の期待は若干打ち砕かれた感はありますが、これは私のかいか振りでした。
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