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未来ノート~1冊のノートで未来を変えた2人の物語
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
プロローグ
あ~あ。こんなはずじゃなかったのに。
こんなに頑張っているのに、なんで自分だけ……。
人生って、なかなか思うようにはならない。
人生をやり直せたらなぁ……。
こんなことを思った経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか?でも、本当はどんな人にも「人生を再生(やりなおし)する力」があります。もし、一冊のノートのたった一つの言葉がきっかけで未来を変えられるとしたら?
なんとなく誰もが、「あの時に戻れたら」なんてことを考えることがあるかもしれません。
私も、あんまり過去を振り返る方ではないのですが、時折そんなことを考えることはあります。
まあ、年を取るとそれが増えてくるのかもしれませんね。
そんな人の心に刺さるまえがきではないでしょうか。
本書の内容
書く瞑想
本書に出てくる主人公は、人生に行き詰まりを感じた人。
私が印象に残ったのは、英会話が苦手な英語の先生。
英語の先生なのに英語が苦手で、先生なのに娘が不登校。
そんな事もあって、自分を責める傾向があったようにも思います。
そんな人が、未来ノートなるものを手にします。
未来ノートはなぜかタコが踊り出します。
まあ、正直タコである必要はないと思うのですが、そういうキャラクター設定です。
著者である佐藤由美子さんの前著は「10秒スイッチ」という本。
すごーくざっくり紹介すると、いったん立ちどまって意識的に考えよう、という感じの内容だったでしょうか。
で、その「未来ノート」に何を描くかというと、今の思いを書き出してしまえ、という事。
これは書く瞑想とも言われていますが、自分で自分をセラピーするという工夫です。
英語の先生がカミングアウト
このストーリーとしては、(あ、ここからネタバレです)
英会話が苦手だった英語の先生、英会話が苦手だという事をカミングアウトしちゃうんですね。
けど、そこからがこの人の人生の始まりみたいな感じです。
カミングアウトして、弱さをさらけ出すと、皆が寄ってきてくれるようになりました。
生徒たちも一緒に楽しめる授業ができるようになって、校長先生もご満悦です。
そして不登校の子供さんとも、そんな事をきっかけにうちとけ始めます。
こんな人たちの行動から様々な学びを得られる本書、読みやすくてちょっと感動出来て、小説っぽいけど実用的。
そんな一冊ですので、ぜひお手元においていただいたいですね。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
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ちなみに私はこんな本書いている人です。
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