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朝のひらめき 夜のひらめき: 24時間瞑想的な生活

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

まえがき

新しい自分の始め方
宇宙からのダウンロードが加速する「瞑想的な生活」
この十数年、すべてに対して情報が溢れ、多くの人が新しい刺激を求めて活発に動こうとしていますが、同時に誰もが心の平安や安らぎを得たいと思っているのも事実です。それなのにその方法がわからない……。私自身、はじめは「瞑想」というものにそれほど興味はありませんでした。「聞いたことはあるし、やっている人がたくさんいることは知っているけど……」という程度だったのです。

朝のひらめき 夜のひらめき: 24時間瞑想的な生活 (浅見帆帆子)

この「宇宙からのダウンロードが加速する」という言葉にやられちゃいました。たぶん、私の知る範囲で、この表現を初めて使ったのははせくらみゆきさんじゃなかったかと思うのですが、この表現に私は弱いのです。本書の前書きは、瞑想にはそんなにはまっていなかった自分がどんどんはまっていった結果、こんな素晴らしいことが起きたよ、というビフォー・アフタータイプとでも言いましょうか。前書きを読んで購入を決めた一冊です。

本書の内容

瞑想的な生活の本で、瞑想のやり方的本ではない

そもそも浅見帆帆子さんを知ったのは、まだ船井幸雄さんがご尊命だったころ。たぶん、船井先生がやっておられたイベントの登壇者として出てきたか、船井先生との共著とかがあって、それを読んだかだったかと思います。その時から、軟らかな文章は結構好きでした。ただ逆に実用的かというと、何かをノウハウ化しているという感じでもなく、読んでいい気分になって終わり、的な印象が強かったような気がします。まあそれも読み方の問題なのかもしれませんが。いずれにせよ、だいたい女性向けエッセイのコーナーに置いてあるので、あまり目にする機会がなくなっていきました。たまたま本書を手に取ったのは、朝と夜のひらめき的なタイトルなので、それって違いがあるのかな、なんていう好奇心で手に取ってみました。

自分的に今、モーニングページというものをやっています。それは朝起きて一番に、ノート3ページ分、ただ思いついたことを書き連ねるというワーク。これをやってみると、朝一にすぐにやってみたときと、朝何かしらの活動を終えて、完全に覚醒してから書くのでは、全く感覚が違うことに気づいたのです。そこで、朝と夜のひらめきがタイトルになった本庶との出会い。これはまさに、質の違うひらめきがあるのかも……なんて勝手に期待して購入しました。

で、瞑想的生活ということですが、瞑想の具体的なやり方を説く本ではありません。本人はインドで瞑想を学んだようですが、それを伝えるという感じではありません。いかに項目をあげますが、それを見ると内容がイメージしやすいかもしれません。

朝のひらめき

まず朝起きたら目覚めのアファーメーション。今日一日がいいものになるようなアファーメーションを行いましょう、と。これは私自身、確かに大事!とおもって自分なりにやり始めました。こんな感じです。「今日一日が充実した一日になる」。朝起きたときにいきなり、「いやだなぁ」と思っていると起きるのもつらいですが、充実した一日が待っているならば、ゴルフの約束のあるお父さんのようにスパッと起きれるのではないか、と。

そして引き寄せを高める瞑想掃除、そして瞑想、一人妄想をやってみる。

昼のひらめき

お昼にはエネルギーをあげましょう。ということで、一日のスケジュールには優先順位を大事にする。自分のうちから湧き上がるモチベーションを重視する。ラッキーナンバーの利用や、気が乗らないときの対処法が書かれています。

夕方のひらめき

不安の扱い方については、とにかくすぐに切り替えることが大事。この時間は、一日のもやもやを手放す時間だといいます。SNSでの嫌な書き込みや、苦手な人との付き合い方などが書かれています。

夜のひらめき

夜には今日良かったことを3つ数える。そして明日に繋がる予祝をする。この、今日良かったことを思い返すというのはなかなかよさそうです。

ということで、本書の項目をざっと挙げてみましたが、大体ここから想像できる範囲の内容じゃないかと思います。全体を通していつもの帆帆子節(?)で、安心感を持って読むことができます。ちょっとした心の癒しを期待している人にはぴったりだと思います。実践するにしても難しいことはほとんどないので、手軽に日々の生活に取り入れられることばかり。あくまで帆帆子さんのやり方なので、いいな、と思ったことをいくつか取り入れることから始めてみるのがいいかもしれません。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。


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ちなみに私はこんな本書いてる人です。


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