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とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく―宇宙の導きにまかせよう

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

序文

セレンディピティとは、神がその名を伏せておくための方法だと言われてきた。まったくそのとおりだ。私がトーシャ・シルバーに出会い、神との関係を真に開花させる方法を見つけたとき、明らかに神が動いていた。幸運にも、私は娘からのプレゼントによって、トーシャに星占いをしてもらう最後のひとりとなれた。その後、トーシャがこの本を送ってきてくれた。それが、私があらためて神の霊に恋をした始まりだ。

とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく―宇宙の導きにまかせよう(トーシャ・シルバー)

この序文は、トーシャ・シルバー本人のものによるものではなく、推薦者(?)によるもの。
個人的には一行目の始まり、「セレンディピティとは、神がその名を伏せておくための方法」という表現にとてもセンスを感じます。
この文章を読む限りでは、この方のオリジナルというわけではなく、そういわれているのでしょうが、シャレた感じが好きです。
そんなシャレた表現で、著者との出会いを愛情たっぷりに語るさまは、ついつい気持ちが引き込まれていきます。

本書の内容

雑誌への連載

本書の構成は比較的短いコラムが並べられているような形をとっています。
まえがきによると、当時、トーシャ・シルバーは占星術師として活躍しており、占星術師としてのスタンスで雑誌にコラムを書いていたようです。
本書はいわば、その内容をまとめたもの。

いろんなエピソードがつづられていますが、基本的な内容は一つに集約されます。
それは何かというと、「神の差配に任せればすべてうまくいく」というもの。

たとえば、何かを成し遂げようと必死になったとします。
そうすると自分の我が出て、執着を産みだします。
そういう時って物事がうまくいかない。
トーシャ・シルバーの基本的な考え方は、私たち一人一人の身体は、神が意志を持って何かをするときの道具。
つまり、私たちの行動はすなわち、神が何をどうやりたがっているか?というところに従うことで、最もスムーズに動く、という事。

その過程で、自分自身の意志もそこに乗せたい場合、もうその結果を紙に任せてしまえ、と言います。
自分であれこれ考えるのではなくて、神に対して、自分の思いを伝えれば、必要な結果を与えてくれるという話。
本書に限らず、トーシャ・シルバーの著書は一貫してのこの姿勢をとっているのではないかと思います。

現実世界での個人的な実感

問題はすべて手放せ。
そういっても、なかなかそうはできない自分がいる。
多くの人はそんな感覚じゃないかと思います。
ただ、私自身色んなことを手放してきて、結果への執着を取り払っていくと、なんだか物事がスムーズにいくことを感じています。
私たちは、自分が望む特定の結果を求めるからいろんなものの流れを止めてしまいがちです。
しかし、あるがままの結果を受け入れることで、自分達は何も苦労することなく一定の結論が出てきてしまいます。
そんな経験をすると、なるほどトーシャ・シルバーのいう事は一理あるな、と。

この「神」という言葉が今一つ受け入れにくいならば、「宇宙や自然の法則」と読み替えればいいと思います。
個人的な考えですが、神というのは宇宙や自然の法則を擬人化したものじゃないかと思っています。
物事は実は誰かの意志で動いているというよりかは、ただ法則に従って起こっている。
さきほど「神が意志を持って何かをする」なんて表現しましたが、それも実は意志というより法則なんじゃないかな、と思っています。

この辺り、深ーい話になるといろいろと話がなりそうになりますので、今日のところはこの辺で。

いやーーー、読書って素晴らしいですね。

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