神秘思想 光と闇の全史
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに
いきなり英語の引用から始まる本書。
色々と現実の中で大変ならば、一旦目の前のリアリティから離れて神秘に目に向けてはいかがか、という提案から入ります。
私の場合はこの「はじめに」を読むまでもなく、タイトルだけで思わずレジに持っていきました。
たぶんそういう方は多いのではないかと思います。
本書の内容
世界の歴史の中での神秘思想
本書の内容を一番わかるのが、Amazonでの紹介文じゃないかと思います。
ここに引用してみます。
つまり、古代の哲学やら伝説やら、あるいは宗教の始まり当たりのところから、近年の引き寄せの法則やら量子力学まで。ありとあらゆる神秘思想とその周辺の出来事やながれをズラ―ッと並べて解説しているのが本書です。その全体像は目次を見てみるとよくわかると思います。
呼んでいくと、第3章くらいまでは歴史の教科書を読むようなちょっと眠たくなるような話が多いように思います。もちろんこのジャンルに関心のある方はその限りではありませんが。
やっぱり個人的に一番関心のあるのが第6章。
ここにはたとえば、ジョセフ・マーフィーなどの成功哲学といった自己啓発的な内容のものが次々と出てきた経緯が著されています。うんうん、とうなずきながら読んでいたのは私だけではないのではないでしょうか。
そこから引き寄せ、量子力学とくるのは定番かもしれませんね。
これだけの流れを一冊に網羅したため、一つ一つの事象に対する解説はかなり限定的です。ちょっとした触りという印象は否めません。ただ、全体の系譜を眺めていくにはとても興味深い一冊かと思います。こういった神秘思想がどのようにして現代的な形を成すに至ったかを知りたい方は、その外観はつかめるんじゃないかと思います。好奇心を持って読みたい一冊。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
ちなみに私はこんな本書いてる人です。
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