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小説朗読 マリー姫とマクシミリアン1世の愛の物語  第1章

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こちら私の投稿している小説の朗読になります。 中世ヨーロッパにおいて強大な富を誇ったブルゴーニュ公国のマリー姫と、神聖ローマ皇帝家のハプスブルグ家の御曹子マクシミリアンの史実に…
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#小説朗読

セシリアと私は不思議なことに声質もとても似ているので、一緒に歌うと綺麗な調べを奏でることができるのだ。


※写真はベルギーメッヘレンにあるゴシック様式の聖ロンバウツ大聖堂

 ブルゴーニュ公国の政策の一環として最も重要なことは、マリーをどこへ嫁がせるかということであり、的確な相手を探すことだった。
 そしてマリー5歳の時の最初の婿候補は、アラゴン王太子になったばかりのフェルディナンドだった。後のカスティーリャ女王イサベル1世と共にカトリック両王となったアラゴンのフェルディナンド2世だ。

※絵はマリーの母イザベル・ド・ブルボンの肖像画

第1章に登場する主要人物の紹介となります。
《ヴァロワ=ブルゴーニュ家》と《プランタジネット家✠ランカスター家とヨーク家》
この登場人物紹介の中で2人だけは創作で、あとの登場人物は全員、歴史上本当に実在する人物となります。


※絵はハプスブルグ家とブルゴーニュ家両方の印が描かれている、マクシミリアンの配偶者としてのマリー・ド・ブルゴーニュの紋章

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『華麗なるブルゴーニュ家とハプスブルグ家の歴史絵巻~ 「我らが姫君」マリー姫と「中世最後の騎士」マクシミリアン1世のかくも美しい愛の物語』

あらすじになります!